SharePoint Foundation のワークフロー

最終更新日: 2010年4月22日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Microsoft SharePoint Foundation 2010 には、価値の高い業務情報を作成、共有、格納するための、堅牢でカスタマイズ可能な作業環境が組み込まれています。SharePoint Foundation を使うと、こういったドキュメントやリスト アイテムに、独自の業務処理を施すこともできます。

独自の業務処理は、ワークフローの形で表されます。これは、一連の作業単位 (あるいはアクティビティ) を組織化し、実行形式ファイルの形にして実行するための、自然な方法といえるでしょう。このプロセスは、アイテムのライフ サイクルなど、SharePoint Foundation のアイテムのほとんどすべての側面を制御できます。ワークフローは非常に柔軟性が高く、その実行に必要な、システム機能と人が行う作業の両方をモデル化できます。

ワークフローは、ビジネス プロセスでの必要に応じて複雑にも単純にもできます。ユーザーによって開始されるワークフローを作成することも、アイテムの作成や変更などのイベントに応じて SharePoint Foundation によって自動的に開始されるワークフローを作成することができます。

ドキュメントのライフ サイクルを管理する、独自のワークフローの開発に関する資料へのリンクを以下に列挙します。

このセクションの内容

SharePoint Foundation のワークフローの概要

ワークフローの概念的なアーキテクチャについて、その周辺技術も含め、さらに詳しく解説しています。

SharePoint Foundation でのワークフロー変更

新しいワークフロー モデルの強化機能と追加機能、たとえば新しいワークフロー アクションとサイト ワークフロー、拡張されたイベント、カスタム イベントとイベント レシーバーの作成機能、再利用可能な宣言型ワークフローなどについて解説しています。

SharePoint Foundation のワークフローの開発

ワークフローの開発手順を、Microsoft ASP.NET など Visual Studio 2010 ワークフロー デザイナー やフォームに関する技術も含めて解説しています。