ビルド プロセスのカスタマイズ

既定のテンプレートのビルド プロセス機能がチームのニーズを満たさない場合は、独自のビルド プロセスをカスタマイズできます。

ビルド プロセスでスクリプトを実行する。カスタム ビルド プロセスを作成するというアプローチは強力ですが、複雑でコストが高くつきます。こうしたアプローチを利用する前に、MSBuild、または外部プログラムやスクリプトを実行して、データを渡すことで、チームのニーズに対応できる場合があります。 独自のスクリプトを記述し、ビルド プロセスで実行することもできます。

ビルド プロセス テンプレートのカスタマイズ。ビルド プロセスで既定のテンプレートによって可能な操作よりも多くの操作を行う必要がある場合は、独自の Windows Workflow Foundation 命令に従うようにテンプレートをカスタマイズできます。 この命令によって、CodeActivity オブジェクトで実装されている .NET Framework コードを実行できます。 Team Foundation ビルド (TFBuild) に組み込まれているか、サード パーティによって提供されているか、または自分でビルドしたアクティビティを実行できます。

カスタム ビルド プロセスのアクティビティを使用と開発を行う。Team Foundation ビルド (TFBuild) に組み込まれているアクティビティがニーズを満たしていない場合は、サード パーティからのアクティビティを使用するか、必要に応じて自分で開発することができます。

Team Foundation ビルド環境変数。ビルド プロセス ロジックに必要な重要なデータを取得できます。 たとえば、ソース フォルダーへのパスや、ドロップする出力が格納されるフォルダーへのパスを取得できます。

Team Foundation ビルド アクティビティ。一部の組み込み TFBuild アクティビティのアルファベット順およびタスク ベースの参照。