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ReportViewer Web サーバー コントロールのブラウザー サポート

ReportViewer Web サーバー コントロールは、ASP.NET Web アプリケーションにレポート機能を埋め込むために使用します。アプリケーションの表示に使用するブラウザーの種類によって、アプリケーションで提供できる ReportViewer 機能の種類が決まります。このトピックに示す表を参照して、サポートされているブラウザーの中でレポートの機能が制限されるブラウザーと、サポートされるプラットフォームを確認してください。

サポートされているブラウザーでも、レンダリング エンジンの違いによって、高度なレポート機能 (テキストの回転など) の表示に違いが生じる場合があります。

スクリプトの要件

スクリプト サポートが有効になっているブラウザーを使用する必要があります。ブラウザーでスクリプトを実行できない場合、レポートを表示することはできません。

レポートを表示するために必要なブラウザーとプラットフォームの要件

対話型レポート機能のサポートはブラウザーの種類によって異なります。次の表は、サポートされるブラウザーの種類とプラットフォームの対応表です。制約がある場合はメモ欄に記載されています。

ブラウザー

Windows 2000

Windows XP、

Windows Vista、

Windows 7、

Windows Server 2003、

Windows Server 2008、

Windows Server 2008 R2

Mac OS X

メモ

Internet Explorer 8.0 標準モード

×

○1

×

Internet Explorer は ReportViewer の全機能をサポートします。

Internet Explorer 8.0 標準モードの互換表示

×

○1

×

Internet Explorer 8.0 Quirks モード

×

○1

×

Internet Explorer 7.0 標準モード

×

○1

×

Internet Explorer 7.0 Quirks モード

×

○1

×

Internet Explorer 6.0

×

×

Mozilla Firefox 3.5.x

×

×

印刷とズームはサポートされません。

Safari 4.0

×

×

印刷とズームはサポートされません。

また、レポート サーバーで実行するパラメーター化されたレポートで日付を選択するために使用するカレンダー コントロールは、このブラウザーでは無効になっています。使用する日付をパラメーターのプロンプト領域にユーザーが手動で入力する必要があります。

1Internet Explorer 7.0/8.0 の標準モードでは、レポートに斜線が表示されません。レポートに斜線を使用する場合は、Internet Explorer の Quirks モードで実行するように ASP.NET ページを設定します。具体的には、ASP.NET ページから <!DOCTYPE> タグを探します。マスター ページを使用している場合、このタグは .master ファイルに存在します。このタグは次のように指定されています。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

<!DOCTYPE> タグを次のタグで置き換えます。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">

Internet Explorer の互換モードの詳細については、「ドキュメント互換性の定義」を参照してください。

関連項目

概念

レポートと ReportViewer コントロールの配置

非同期表示のための ReportViewer の構成