/WX (リンカー警告をエラーとして扱う)

/WX[:NO]

解説

/WX を指定すると、リンカーが警告を生成する場合に、出力ファイルが生成されません。

これは、コンパイラの /WX と同様です (詳細については、「/w、/Wn、/WX、/Wall、/wln、/wdn、/wen、/won (警告レベル)」を参照してください)。 ただし、コンパイルで /WX を指定しても、/WX がリンク フェーズでも有効であると暗黙的に指定されることはありません。各ツールで、/WX を明示的に指定する必要があります。

既定では、/WX は無効です。 リンカー警告をエラーとして扱うには、/WX を指定します。 /WX:NO は、/WX を指定しないのと同じです。

Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、「Visual C++ プロジェクトのプロパティの設定」を参照してください。

  2. [リンカー] フォルダーをクリックします。

  3. [コマンド ライン] プロパティ ページをクリックします。

  4. [追加のオプション] ボックスにオプションを入力します。

このリンカーをコードから設定するには

参照

関連項目

リンカー オプションの設定

リンカー オプション