ALTER MESSAGE TYPE (Transact-SQL)

適用対象: SQL ServerAzure SQL Managed Instance

メッセージ型のプロパティを変更します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

ALTER MESSAGE TYPE message_type_name  
   VALIDATION =  
    {  NONE   
     | EMPTY   
     | WELL_FORMED_XML   
     | VALID_XML WITH SCHEMA COLLECTION schema_collection_name }  
[ ; ]  

Note

SQL Server 2014 (12.x) 以前のバージョンの Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

引数

message_type_name
変更するメッセージ型の名前を指定します。 サーバー名、データベース名、スキーマ名は指定できません。

VALIDATION
Service Broker によって、この型のメッセージの本文が検証される方法を指定します。

NONE
検証が実行されません。 メッセージ本文には何らかのデータが含まれることがあれば、NULL の場合もあります。

EMPTY
メッセージの本文は NULL であることが必要です。

WELL_FORMED_XML
メッセージの本文には、整形式の XML が含まれている必要があります。

VALID_XML_WITH_SCHEMA = schema_collection_name
メッセージの本文には、指定されたスキーマ コレクション内のスキーマに準拠する XML が含まれている必要があります。 schema_collection_name は、既存の XML スキーマ コレクションの名前であることが必要です。

注釈

メッセージ型の検証を変更しても、既にキューに配布されているメッセージには影響しません。

メッセージ型の AUTHORIZATION を変更するには、ALTER AUTHORIZATION ステートメントを使用します。

アクセス許可

メッセージ型を変更する権限は、既定ではメッセージ型の所有者、db_ddladmin 固定データベース ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバーと sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーに与えられています。

ALTER MESSAGE TYPE ステートメントでスキーマ コレクションが指定されている場合、このステートメントを実行するユーザーは、指定されているスキーマ コレクションに対する REFERENCES 権限が必要です。

次の例では、メッセージ型 //Adventure-Works.com/Expenses/SubmitExpense を変更し、メッセージ本文に整形式の XML ドキュメントが含まれることを要求します。

ALTER MESSAGE TYPE  
    [//Adventure-Works.com/Expenses/SubmitExpense]  
    VALIDATION = WELL_FORMED_XML ;  

関連項目

ALTER AUTHORIZATION (Transact-SQL)
CREATE MESSAGE TYPE (Transact-SQL)
DROP MESSAGE TYPE (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)