Share via


sp_attach_schedule (Transact-SQL)

ジョブのスケジュールを設定します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_attach_schedule
     { [ @job_id = ] job_id | [ @job_name = ] 'job_name' } , 
     { [ @schedule_id = ] schedule_id 
     | [ @schedule_name = ] 'schedule_name' }

引数

  • [ @job_id= ] job_id
    スケジュールを追加するジョブの識別番号を指定します。 job_idのデータ型は uniqueidentifier で、既定値は NULL です。

  • [ @job_name = ] 'job_name'
    スケジュールを追加するジョブの名前を指定します。 job_nameのデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

    注意

    job_id または job_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。

  • [ @schedule_id = ] schedule_id
    ジョブに設定するスケジュールの識別番号を指定します。 schedule_idのデータ型は int で、既定値は NULL です。

  • [ @schedule_name = ] 'schedule_name'
    ジョブに設定するスケジュールの名前を指定します。 schedule_nameのデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

    注意

    schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。

説明

スケジュールとジョブは同じ所有者であることが必要です。

スケジュールは複数のジョブに対して設定できます。 ジョブは複数のスケジュールで実行できます。

このストアド プロシージャは、msdb データベースから実行する必要があります。

権限

既定では、このストアド プロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーです。 他のユーザーには、msdb データベースの次のいずれかの SQL Server エージェント固定データベース ロールが許可されている必要があります。

  • SQLAgentUserRole

  • SQLAgentReaderRole

  • SQLAgentOperatorRole

ジョブ所有者は、同時にスケジュール所有者にならなくても、ジョブをスケジュールにアタッチしたり、スケジュールからデタッチしたりできます。 ただし、呼び出し元がスケジュール所有者ではない場合、デタッチによってスケジュールにジョブがなくなっても、スケジュールを削除することはできません。

これらのロールの権限に関する詳細については、「SQL Server エージェントの固定データベース ロール」を参照してください。

SQL Server は、ユーザーがジョブとスケジュールの両方を所有しているかどうかを確認します。

使用例

次の例では、NightlyJobs というスケジュールを作成します。 このスケジュールを使用するジョブは、毎日、サーバーの時間が 01:00 になると実行されます。 この例では、スケジュールをジョブ BackupDatabase とジョブ RunReports にアタッチします。

注意

この例では、ジョブ BackupDatabase とジョブ RunReports が既に存在することを前提としています。

USE msdb ;
GO

EXEC sp_add_schedule
    @schedule_name = N'NightlyJobs' ,
    @freq_type = 4,
    @freq_interval = 1,
    @active_start_time = 010000 ;
GO


EXEC sp_attach_schedule
   @job_name = N'BackupDatabase',
   @schedule_name = N'NightlyJobs' ;
GO

EXEC sp_attach_schedule
   @job_name = N'RunReports',
   @schedule_name = N'NightlyJobs' ;
GO

関連項目

参照

sp_add_schedule (Transact-SQL)

sp_detach_schedule (Transact-SQL)

sp_delete_schedule (Transact-SQL)