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アプリケーションとアプリケーション ホスト関係に対する制約

制約とは、構成値を特定の方法で設定することを要求するものです。ある層から別の層の設定に対して制約を作成できます。たとえば、アプリケーション層からアプリケーション ホスト層の設定に対して、またはアプリケーション ホスト層からアプリケーション層の設定に対して制約を設定できます。アプリケーション層はアプリケーション デザイナでモデル化されます。アプリケーション ホスト層は論理データセンター デザイナでモデル化されます。詳細については、「システム定義モデル (SDM) の概要」を参照してください。また、同じ層内で制約を作成することもできます。たとえば、論理データセンター デザイナで、ゾーンの制約として、あるゾーンに含まれる論理サーバーに対して、またはその論理サーバーにホストされるアプリケーションに対して制約を作成できます。詳細については、「チュートリアル : セキュリティ ゾーンの作成 (第 1 部)」を参照してください。

制約はアプリケーション層にでもアプリケーション ホスト層にでも設定できることから、インフラストラクチャ設計者がアプリケーション層に制約を指定したり、開発者が配置先の環境に対して必要な機能セットを要求できたり、つまり、アプリケーションの重要な要件をインフラストラクチャ設計者に伝えたりできます。そして、インフラストラクチャ設計者は、これらの要件を満たすために、論理データセンターに対して変更を加える必要があるかどうか判断します。

用意されている制約の種類は次のとおりです。

  • 暗黙の制約

  • 定義済みの制約

  • ユーザー定義の制約

このセクションの内容

  • 暗黙の制約
    暗黙の制約とは、ツールボックスで使用できる特定の論理サーバー プロトタイプまたはアプリケーション プロトタイプに関連付けられている制約です。このトピックでは、分散システム デザイナに組み込まれているプロトタイプに対する暗黙の制約の一覧を示します。
  • 定義済みの制約
    このトピックでは、さまざまな論理サーバー プロトタイプに含まれる制約のダイアログ ボックスについて説明します。
  • ユーザー定義制約
    制約を構成できる設定に基づいて独自の制約を定義する方法について説明します。

関連するセクション

方法 : 設定を適用する

方法 : 設定を検索する

参照

その他の技術情報

設定の適用