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バージョン管理へのファイルの追加

チームで Visual Studio Team Foundation Serverを使用する場合、ローカル コンピューターのファイルをバージョン コントロールに追加できます。 ファイルがバージョン コントロール内にあるとき、開発チームの他のメンバーはこれらのファイルにアクセスして、ローカルな編集、ビルドおよびテストの作業を行うことができます。

重要

Team Foundation のバージョン コントロールを使用するには、チーム プロジェクトにアクセスできる必要があります。 詳細については、「チーム プロジェクトの作成」を参照してください。

ローカル コンピューターからバージョン コントロールにファイルを追加するには、このトピックの次の手順に従ってください。 Team Foundation Server の以前のバージョンからアップグレードするか、または Visual SourceSafe から移行することで、ファイルを追加する方法の詳細については、「Team Foundation Server のアップグレード」または「Visual SourceSafe からの移行」を参照してください。

必要なアクセス許可

これらの手順を実行するには、[チェックアウト] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

このトピックの内容

  • ソリューションをバージョン コントロールに追加するには

  • ソリューションを作成してバージョン コントロールに追加するには

  • ソリューションに存在しないファイルをバージョン コントロールに追加するには

ソリューションをバージョン コントロールに追加するには

  1. コンピューターで、追加しているソリューションが、そのソリューションのローカル作業フォルダーとして使用する場所にあることを確認します。

    注意

    ローカル作業フォルダーは、ソリューションの開発作業を行う場所になります。 詳細については、「ワークスペースの作成と操作」を参照してください。

  2. Visual Studio を開き、ソリューションを追加するチーム プロジェクトに接続します。

    詳細については、「Team Foundation Server 上のチーム プロジェクトへの接続およびアクセス」を参照してください。

  3. Visual Studio で、ソリューションを開きます。

  4. ソリューション エクスプローラーで、対象のソリューションを右クリックし、[ソリューションをソース管理に追加] をクリックします。

    [ソリューションをソース管理に追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. [チーム プロジェクトの場所] で、ソリューションを追加するバージョン コントロール サーバー上のフォルダーを指定します。

  6. [ソリューション フォルダー名の入力] で、ソリューションを作成するサブフォルダーの名前を入力し、[OK] をクリックします。

    注意

    この時点で、ソリューションはバージョン コントロールへの追加がスケジュールされ、チェックイン操作が保留になります。

  7. サーバーへのソリューションの追加をコミットするには、ソリューション エクスプローラーで、ソリューションを再度右クリックし、[チェックイン] をクリックします。

  8. [チェックイン] ダイアログ ボックスで、"バージョン コントロールへのソース ファイルの追加" などの適切なコメントを入力し、[チェックイン] をクリックします。

ソリューションを作成してバージョン コントロールに追加するには

  1. Visual Studio を開き、チーム プロジェクトに接続します。

    詳細については、「Team Foundation Server 上のチーム プロジェクトへの接続およびアクセス」を参照してください。

  2. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。

  3. [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスで、作成するプロジェクトの種類とオプションを指定します。

  4. [場所] ボックスに、ソリューションのローカル作業フォルダーを指定します。

    注意

    ローカル作業フォルダーは、ソリューションの開発作業を行う場所になります。 詳細については、「ワークスペースの作成と操作」を参照してください。

  5. [ソース管理に追加] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

    [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [チーム プロジェクトの場所] で、ソリューションを追加するバージョン コントロール サーバー上のフォルダーを指定します。

  7. [ソリューション フォルダー名の入力] で、ソリューションを作成するサブフォルダーの名前を入力し、[OK] をクリックします。

    注意

    この時点で、ソリューションはバージョン コントロールへの追加がスケジュールされ、チェックイン操作が保留になります。

  8. サーバーへのソリューションの追加をコミットするには、ソリューション エクスプローラーで、ソリューションを右クリックし、[チェックイン] をクリックします。

  9. [チェックイン] ダイアログ ボックスで、"バージョン コントロールへのソース ファイルの追加" などの適切なコメントを入力し、[チェックイン] をクリックします。

ソリューションに存在しないファイルをバージョン コントロールに追加するには

  1. コンピューターで、追加しているファイルが、そのファイルのローカル作業フォルダーとして使用する場所にあることを確認します。

    注意

    ローカル作業フォルダーは、ファイルの開発作業を行う場所になります。 詳細については、「ワークスペースの作成と操作」を参照してください。

  2. Visual Studio を開き、チーム プロジェクトに接続します。

    詳細については、「Team Foundation Server 上のチーム プロジェクトへの接続およびアクセス」を参照してください。

  3. チーム エクスプローラーで、[ソース管理] をダブルクリックします。

  4. [ソース管理] ウィンドウで、ファイルを追加するバージョン コントロール サーバー上のフォルダーを指定します。

    ヒント

    ソース管理エクスプローラーでフォルダーの一覧を表示するには、Windows タスク バーのフォルダー アイコンをクリックします。

  5. ソース管理エクスプローラーで、ファイルを追加するフォルダーを右クリックし、[項目をフォルダーに追加] をクリックします。

  6. [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスで、次のいずれかの操作を行います。

    • フォルダーが既に割り当てられている場合は、[完了] をクリックします。

    • フォルダーが割り当てられていない場合は、[マップ] をクリックします。

      [マップ] ダイアログ ボックスが表示されます。

      1. [ローカル フォルダー] で、パスが正しいことを確認し、[マップ] をクリックします。

      2. [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスで、[完了] をクリックします。

    注意

    この時点で、ファイルはバージョン コントロールへの追加がスケジュールされ、チェックイン操作が保留になります。

  7. サーバーへのファイルの追加をコミットするには、ソリューション エクスプローラーで、ファイルを右クリックし、[チェックイン] をクリックします。

  8. [チェックイン] ダイアログ ボックスで、"バージョン コントロールへのモデリング図の追加" などの適切なコメントを入力し、[チェックイン] をクリックします。

参照

処理手順

Team Foundation Server 上のチーム プロジェクトへの接続およびアクセス

チーム プロジェクトの作成

概念

シナリオ : Team Foundation Server のアップグレード