LOG10 (Transact-SQL)

指定された float 型の式の 10 を底とした対数を返します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

LOG10 ( float_expression )

引数

float_expression

float 型の、または暗黙的に float 型に変換できる式です。

戻り値の型

float

解説

LOG10 関数と POWER 関数は逆の意味で相互に関連付けられています。たとえば、10 ^ LOG10(n) = n となります。

A. 変数の 10 を底とする対数を計算する

次の例では、指定された変数の LOG10 を計算します。

DECLARE @var float
SET @var = 145.175643
SELECT 'The LOG10 of the variable is: ' + CONVERT(varchar,LOG10(@var))
GO

以下に結果セットを示します。 

The LOG10 of the variable is: 2.16189    

(1 row(s) affected)

B. 10 を底とする対数を指定指数で累乗した結果を計算する

次の例では、10 を底とする対数を指定指数で累乗した結果を返します。

SELECT POWER (10, LOG10(5)) 

以下に結果セットを示します。 

-----------
5

(1 row(s) affected)

参照

関連項目

数学関数 (Transact-SQL)
POWER (Transact-SQL)
LOG (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手