ネイティブ プログラミング リファレンス (SQL Server Compact)

Microsoft Visual C++ を使用すると、Visual C++ の知識を活かして Microsoft SQL Server Compact 4.0 を使用するデスクトップ アプリケーションを開発できます。

SQL Server Compact 4.0 は、データ アクセスを簡略化するダイナミック リンク ライブラリ (DLL) のセットとして実装されます。OLE DB を使用して、Visual C++ アプリケーション内で SQL Server Compact データベースにアクセスできます。OLE DB は低水準データ インターフェイス テクノロジで、データ アクセスのきめ細やかな機能が提供されます。OLE DB for SQL Server Compact は、データ操作やデータ アクセスなどの作業を他のデータ アクセス API より高速で処理できます。

SQL Server Compact 4.0 ヘッダー ファイルは %ProgramFiles%\Microsoft SQL Server Compact Edition\v4.0\Include にインストールされます。ファイル ヘッダーのコメントには、SQL Server Compact のバージョン固有の情報が含まれています。各ヘッダー ファイルとそれぞれの目的を次に示します。

  • sqlce_err.h

    データベースで使用されているエラー コード

  • sqlce_oledb.h

    OLEDB 標準プログラミング インターフェイス

  • sqlce_sync.h

次の表に、このセクションのトピックを示します。

トピック

説明

Engine オブジェクトのプログラミング (SQL Server Compact)

Visual C++ を使用するときに、SQL Server Compact データベースの作成、使用、および削除に使用されるメソッドとプロパティについて説明します。

ネイティブ エラー オブジェクトのプログラミング (SQL Server Compact)

Visual C++ を使用するときに、SQL Server Compact によるエラー処理の実装に使用されるメソッドおよびプロパティについて説明します。

関連項目

参照

OLE DB プロバイダー リファレンス (SQL Server Compact)