SQL-DMO のシステム要件
この機能は、Microsoft SQL Server の次のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。
SQL Server データベース管理オブジェクト (SQL-DMO) は、SQL Server 2008 R2 Express および SQL Server 2008 R2 Feature Pack から削除されました。また、SQL-DMO では、SQL Server 2000 以降に導入されたデータベース エンジン機能もサポートされません。この機能を現在使用しているアプリケーションはできるだけ早く変更することをお勧めします。SQL-DMO をサポートする必要がある場合は、Microsoft ダウンロード センターで入手できる SQL Server 2008 Feature Pack から旧バージョンとの互換性コンポーネントをインストールしてください。新しい開発作業では SQL-DMO の代わりに SQL Server 管理オブジェクト (SMO) を使用してください。SQL Server 2008 R2 オンライン ブックをインストールすると、SMO のドキュメントを参照することができます。
SQL 分散管理オブジェクト (SQL-DMO) は、Microsoft SQL Server ODBC ドライバーを使用して、SQL Server のインスタンスに接続し、通信します。SQL-DMO をサポートするストアド プロシージャは、SQL Server の各インスタンスにインストールされます。
SQL-DMO クライアントでは、SQL Server のクライアント ワークステーションのインストールが必要です。オペレーティング システムの要件については、「クライアント ネットワーク構成」を参照してください。
SQL-DMO クライアントでは、SQL Server ODBC ドライバー Version 3.80 以降が必要です。これは、SQL Server 2000 以降と共にインストールされます。クライアント ネットワーク ライブラリは、正しく構成する必要があります。
SQL-DMO は、インスタンスの名前を使用して、SQL Server のインスタンスを検索します。SQL-DMO は接続に ODBC データ ソース定義を使用しないため、SQL-DMO アプリケーションによって管理されるサーバー用のデータ ソース定義を作成する際に ODBC アドミニストレーターを使用する必要はありません。
SQL-DMO をサポートするストアド プロシージャは、SQL Server のインスタンスの一部として作成されます。Transact-SQL スクリプト Sqldmo.sql は SQL Server に付属しており、必要なストアド プロシージャを再インストール際に、必要に応じて使用できます。