IntelliSense が使用できない場合
更新 : 2007 年 11 月
IntelliSense が意図どおりに機能しない場合があります。
カーソルの前にコード エラーがある場合
カーソル位置より前に不完全な関数などのコーディング エラーがある場合、コード要素を解析できないため、IntelliSense が機能しません。この場合、問題のコードをコメント アウトすると、IntelliSense が再び機能します。
カーソルがコード コメント内にある場合
カーソルがソース ファイルのコメント内にある場合、IntelliSense オプションは機能しません。
カーソルがリテラル文字列内にある場合
次のようにカーソルがリテラル文字列を囲む二重引用符の中にある場合、IntelliSense オプションは機能しません。
MessageBox( hWnd, "String literal|") )
自動オプションがオフになっている場合
IntelliSense は既定でオンになっていますが、オフにすることもできます。
ステートメントの自動補完がオフになっている場合でも、IntelliSense 機能は起動できます。
詳細については、「IntelliSense オプションの変更」を参照してください。
[C++] .ncb ファイルに問題がある
プロジェクト ディレクトリのルートにある .ncb ファイル (コンパイルされないブラウザ ファイル) が読み取り専用であるか破損している場合、IntelliSense の情報は使用できません。この問題を修復するには、次の処理を行います。
ソリューションを閉じます。
.ncb ファイルを削除します。
再びソリューションを開きます。
再びソリューションを開くと、.ncb ファイルが新規作成されます。
[C++] インクルード ファイルに問題がある
インクルード ディレクトリおよびインクルード ファイルが正しくセット アップされていることを確認してください。これらの設定を構成するには、/I (追加インクルード ディレクトリ) オプションおよび /INCLUDE (シンボルの明示的な参照) オプションを使用します。
インクルード ディレクティブの詳細については、「The #include Directive」および「Using C++ Library Headers」を参照してください。
[C++] CLR プログラミング構文に問題がある
Visual C++ 2005 またはそれ以降の CLR プログラミング構文を含むプロジェクトの場合、/clr コンパイラ オプションを使用する必要があります。
C++ 構文に、Visual C++ 2005 以前の CLR プログラミング構文であるマネージ拡張が使用されているプロジェクトの場合、/clr:oldSyntax コンパイラ オプションを使用する必要があります。
詳細については、「/clr (共通言語ランタイムのコンパイル)」を参照してください。