ユーザー インターフェイス ダイアログ ボックス

[インストール フォルダー] ダイアログ ボックスを使用すると、アプリケーション ファイルをインストールするフォルダーをユーザーが選択できます。 [フォルダー] フィールドは、ファイル システム エディターアプリケーション フォルダーに対する DefaultLocation プロパティ セットをオーバーライドします。ユーザーが選択した場所は、[TARGETDIR] プロパティに格納されます。 このダイアログ ボックスは、Web Setup プロジェクトでは利用できません。

ユーザー インターフェイス エディター[開始] セクションでは、通常、[インストール フォルダー] ダイアログ ボックスは最後のダイアログ ボックスのすぐ前に置きます。このダイアログ ボックスの後に置くことができるのは、[インストールの確認] ダイアログ ボックスだけです。 このダイアログ ボックスの前に別のカスタム ダイアログ ボックス ([チェックボックス][オプション ボタン]、または [テキストボックス]) がある場合は、[戻る] ボタンが無効になります。前にカスタム ダイアログ ボックスがない場合は有効になります。

次の図は、インストール中に表示される標準的な[インストール フォルダー] ダイアログ ボックスです。

[インストール フォルダー] ダイアログ ボックス

配置 UI スプラッシュ スクリーン

上の図では、MyApplication が配置プロジェクトの ProductName プロパティに該当します。

[参照] をクリックすると、標準の [フォルダーの参照] ダイアログ ボックスが表示されます。[ディスク所要量] をクリックすると、必要なディスク容量と利用できるディスク容量を算出する [MyApplication ディスク所要量] ダイアログ ボックスが表示されます。

[MyApplication を現在のユーザー用か、またはすべてのユーザー用にインストールします] ラベルおよびこれに対応する [すべてのユーザー][このユーザーのみ] のオプション ボタンは、InstallAllUsersVisible プロパティが true に設定されている場合のみインストール時に表示されます。 詳細については、「InstallAllUsersVisible プロパティ」を参照してください。

[インストール アドレス] ダイアログ ボックスで使用できるプロパティは、BannerBitmap プロパティだけです。このプロパティは、ダイアログ ボックスの右上隅に表示するイメージを設定するのに使用します。 イメージの位置とサイズは固定です。

ヒント

ユーザー インターフェイスに一貫性を持たせるには、インストーラーの全ダイアログ ボックスで同じイメージを使用します。

参照

参照

InstallAllUsersVisible プロパティ

ProductName プロパティ

ファイル システム エディターのプロパティ

概念

インストール ダイアログ ボックスの制限事項

その他の技術情報

配置でのユーザー インターフェイスの管理

配置のダイアログ ボックス