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Windows Phone のレンズ デザイン ガイドライン

2013/12/05

対象: Windows Phone 8 のみ

 

このトピックでは、Windows Phone でレンズを使用し、リッチ メディアを実装して、一貫したすばらしいレンズ アプリ機能を実現するためのデザインに関するベスト プラクティスについて説明します。レンズ アプリの開発の詳細については、「Windows Phone 8 のレンズ」を参照してください。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

 

レンズ アプリは、組み込みのカメラを補完するためのもので、カメラと写真表示の両方の機能をそのまま拡張したように感じられます。レンズは、実世界のシナリオを、パノラマやグループ写真など、そのシナリオ専門のアプリに対応付けるに役立つ手段となります。レンズは、次の 2 つの機能を実行することでこれを実現します。

  • キャプチャ:

Capture it

UI の例: (1) レンズ切り替えボタンをタップし、(2) レンズを選択してある瞬間をキャプチャし、(3) 確認して写真をカメラ ロールに保存します。

  • 表示と操作:

Experience it

UI の例: (1) すべての写真がカメラ ロールに表示され、(2) 写真を作成したアプリでその写真を再度開き、(3) 操作または編集し、(4) 新しい写真を保存します。

重要: 重要:

レンズ アプリを作成する場合、以下の基本的な点に留意する必要があります。

  • レンズはビューファインダーを使用する機能に組み込まれます。

  • レンズでは、写真はカメラ ロールに保存されます。

  • 拡張された表示または編集機能を提供するレンズは、組み込みのフォト ビューアーでその機能を再度提供します。

レンズは主にカメラ アプリで、組み込みのカメラ機能の状況に応じて起動します。デバイスのカメラ機能は、縦向きと横向きの両方をサポートしますが、レンズ アプリはユーザーがデバイスをカメラのように保持しているとき (横向き) に起動することが多いことを理解しておくことが重要です。したがって、起動画面とアプリの既定の向きは横向きに設定することをお勧めします。

レンズはビューファインダーを使用する機能です。つまり、ビューファインダー固有のアプリを起動する場合、ビューファインダー プロパティを利用する機能がすぐに開かれる必要があります。ただし、ユーザーが資格情報を入力したり、アプリのある部分を使用するために法的に同意する必要のあるアプリはこの限りではありません。

アプリを組み込みのカメラ機能に統合する方法の詳細については、「Windows Phone 8 のレンズ機能拡張」を参照してください。

一般的にレンズのキャプチャ機能には、変更する特別な理由がない限り、組み込みのカメラ ユーザー機能との一貫性を持たせる必要があります。レンズ機能に必要な一貫性を提供するには、次の点を考慮します。

  • ジェスチャ (特に左方向にスワイプ) と機能は、デバイスの向きを考慮して作成する必要があります。

  • アプリでデバイスの向きに対して、さらに写真があることを示す左向き矢印アイコンをサポートする必要があります。

  • [保存] および [キャプチャ] のストック アニメーションは一貫している必要があります。

  • アプリで、タップしてキャプチャとカメラ ハードウェア ボタンをサポートしている必要があります。

  • 半押しでのフォーカスをサポートしている必要があります。

  • 必要な箇所で、フラッシュ アイコン画像と状態が利用できる必要があります。

  • 必要な箇所で、基本カメラと同様に、フォーカスを示すかっこが機能する必要があります。

レンズ アプリからユーザーが写真を撮れる場合、写真はユーザーのカメラ ロールに即座に保存される必要があります。キャプチャ時、アプリで複数の写真が撮られる場合、追加の写真 (バッキング データ) はアプリのローカル フォルダーに保存され、これらの画像の表現がカメラ ロールに保存される必要があります。

レンズは多くのカメラ アプリで使用されるため、利用可能なさまざまなキャプチャ方法と、それぞれに適用される固有の設計ガイダンスとが区別されている必要があります。

従来のキャプチャ

この種のレンズ アプリでは、写真はカメラ ロールに直接保存され、ユーザーはその後すぐにビューファインダーに戻されます。

Traditional capture lens

従来のキャプチャ アプリ

キャプチャと確認

この種のレンズ アプリでは、キャプチャした画像をカメラ ロールに保存する前に、ユーザーが解析して受け入れる必要があります。

Capture and confirm

キャプチャと確認アプリ

キャプチャと確認アプリでは、項目の保存を確認および取り消すアニメーションに加え、アイコン ([保存] および [削除]) についても一貫したセットが使用される必要があります。[キャンセル] および [保存] では、いずれもユーザーをビューファインダーに戻す必要があります。これらのアイコンは、Windows Phone SDK に付属しています。

ビューファインダー機能からのリンク バック

多くのレンズ アプリでは、写真は単にユーザーのカメラ ロールに保存されるだけですが、Windows Phone のレンズでは従来よりもはるかに複雑に写真をキャプチャできます。リッチ メディア レンズでは、ユーザーがキャプチャした画像により深くさまざまな形でかかわれるように、ローカル フォルダーまたは Web からデータを組み込みます。

リッチ メディア レンズでは、アプリにリンク バックされる写真を保存できます。カメラ ロールに保存する写真は、カメラ ロールの他の写真同様に共有および編集できます。組み込みのフォト ビューアーでリッチ メディア項目の写真を参照する際、ユーザーはその項目に関連付けられているリッチ メディア機能にリンク バックできます。

Rich media

リッチ メディア オープン リンク

オープン リンクからは、選択した項目を表示または編集するように作成された機能を起動できる必要があります。これは、アプリの一般的な起動ポイントには見えないようにする必要があります。[コピーの保存] は、ユーザーが画像を変更した場合のみ有効になるようにします。リッチ メディア レンズを組み込みのフォト ビューアーに統合する方法の詳細については、「Windows Phone 8 のリッチ メディア機能拡張」を参照してください。

リッチ メディア アプリでは、カメラ ロールに保存した画像があるとは想定しないでください。ユーザーはカメラ ロールに保存した項目を削除できます。したがって、カメラ ロールに保存された表現画像がない場合でも、リッチ メディア レンズでエクスペリエンスを再作成できるようにする必要があります。

ユーザーは、カメラ ロールに保存された項目を共有または編集できるので、ブランド要素の使用は避けてください。不要な視覚的な雑音に対応せずに、画像を共有できるようにします。

キャプチャした写真と関連付けられているデータをバックアップした場合、それらはアプリのローカル フォルダーに累積されます。リッチ メディア アプリでは、カメラ ロールから画像を削除することはできませんが、ローカル フォルダーからデータを消去することは可能です。これらのアプリではアプリでキャプチャしたすべての写真に移動する機能が提供され、ユーザーがそれらの写真と関連付けられているバッキング データを削除できる必要があります。リッチ メディア レンズでアプリから項目の新しいコピーが作成される場合、このアクションは [保存] ではなく [コピーの保存] で行われる必要があります。

リッチ メディア機能内の移動について、次にいくつのヒントを示します。

  • 表示または編集機能に移動した場合、[戻る] でカメラ ロールに戻る必要があります。

  • 編集機能に移動した場合、[コピーの保存] では確認した変更をユーザーに示すためにユーザーをアプリに留まらせる必要があります。[削除] では、画像と関連付けられているバッキング データを削除します。

アプリでリッチ メディア機能を提供しない場合は、アプリの WMAppManifest.xml ファイルでリッチ メディア拡張機能は宣言しません。

メモメモ:

リッチ メディア項目が保存されないアプリには、[削除] オプションを提供しないでください。代わりに、現在のセッションでキャプチャされた項目を表示します。

レンズは強力なアプリですが、その機能は限定的です。ユーザーのカメラ ロールから写真を削除したり、ユーザーがインストールしたその他のレンズを列挙したり、レンズ アプリで組み込みの編集機能を起動することはできません。これらの制限は、アプリのユーザーの個人情報とデータを保護するためにあります。レンズでは、電話に組み込まれているフォト ビューアーのすべての機能を模倣しないようにする必要があります。

レンズ ピッカーには、アプリ自体を示すアイコンとは別に解像度ごとのアイコンが必要です。[Assets] フォルダーには、電話で利用可能な解像度ごとに 3 つの別のアイコンを用意する必要があります。各アイコンの名前と解像度に関する説明を次の表に示します。

解像度ごとにアイコンを作成する方法の詳細については、「Windows Phone 8 のアイコン テンプレート」を参照してください。

電話の解像度

アイコン サイズ (ピクセル)

フォルダー

ファイル名

WVGA

173 x 173

アセット

Lens.Screen-WVGA.png

HD720p

259 x 259

アセット

Lens.Screen-720p.png

WXGA

277 x 277

アセット

Lens.Screen-WXGA.png

電話の解像度の詳細については、「Windows Phone 8 の複数解像度アプリ」を参照してください。

すべてのレンズは、ビューファインダーを使用する機能に組み込まれ、写真をカメラ ロールに保存します。その他の留意点を以下にまとめます。

起動機能:

  • レンズのスプラッシュ スクリーンは横向きに表示します。

  • レンズ アイコンは、WVGA、HD720p、および WXGA 解像度をサポートします。

キャプチャ機能:

  • 既定のカメラのユーザー エクスペリエンスと一貫性があるようにします。

    • ジェスチャ サポート: プレビューするために左方向にスワイプ。

    • 縦向きと横向きをサポートします。

    • ボタンの動作:

      • 半押し。

      • ハードウェアのキャプチャ。

      • タッチ キャプチャ (フォーカスあり)。

    • 必要な箇所で、フラッシュ アイコンおよびオン、オフ、自動の状態、フロント フェーシング カメラ。

    • フォーカスのかっこ。

  • カメラ ロールにはキャプチャごとに 1 つの写真が保存されます。

  • キャプチャで 2 つ以上の JPG 画像が作成される場合、アプリのローカル フォルダーに追加のバッキング データが保存される必要があります。

キャプチャと確認アプリ:

  • [保存]、[コピーの保存] および [削除] には一貫したアイコンのセットを使用します。

  • [削除] および [保存] ではいずれもビューファインダーに戻る必要があります。

リッチ メディア レンズ:

  • アプリで写真を編集したり、後で表示するために追加のデータが保存される場合、リッチ メディア機能の実装を検討する必要があります。

  • オープン リンクでは、選択した項目を表示または操作するように作成された機能にユーザーを移動します。

  • (ユーザーが画像を削除している場合もあるので) カメラ ロールを開く前に画像があるか確認し、ない場合にはその状況に対応します。

  • リッチ メディア機能があるアプリでは、ユーザーがカメラ ロールからリンクした項目データがアプリで削除された場合に対応できる必要があります。

  • リッチ メディア レンズ アプリでは、カメラ ロールではなくローカル フォルダーのバッキング データを使用してアプリでキャプチャしたコンテンツを列挙する必要があります。

  • リッチ メディア レンズ アプリでは、デバイスからバッキング データを削除できる必要があります。

  • 編集機能に移動した場合、保存機能には [コピーの保存] が使用される必要があります。アプリのユーザーには、確認した変更が表示されるようにします。

  • オープン リンクからの移動:

    • 表示または編集機能に移動した場合、[戻る] を押すと、カメラ ロールに戻る必要があります。

アプリにリッチ メディア機能がない場合:

  • リッチ メディアが保存されないアプリには、[削除] オプションを提供しないでください。代わりに、現在のセッションでキャプチャされた項目を表示します。

  • アプリでリッチ メディアを使用しない場合は、アプリの WMAppManifest.xml ファイルでリッチ メディア拡張機能は宣言しません。

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