Add-SBHost
Add-SBHost
このコマンドレットを使用して、Service Bus for Windows Server がインストールされているコンピューターをファームに追加できます。
構文
Parameter Set: Default
Add-SBHost -CertificateAutoGenerationKey <SecureString> -EnableFirewallRules <Boolean> -RunAsPassword <SecureString> -SBFarmDBConnectionString <String> [-ExternalBrokerPort <Int32> ] [-ExternalBrokerUrl <Uri> ] [ <CommonParameters>]
詳細説明
Add-SBHost を実行して、ホストを Service Bus for Windows Server ファームに追加します。Service Bus for Windows Server ファームが作成されてもファームにホストがないため、サービスを提供できません。最初のホストが追加されて初めて、ファームは機能していると見なされます。
パラメーター
-CertificateAutoGenerationKey<SecureString>
自動生成された証明書をセキュリティで保護するために、ファームが使用するキーを指定します。証明書を自動生成する場合、このパラメーターは必須です。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
false |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-EnableFirewallRules<Boolean>
ファイアウォールの規則を有効または無効にします。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
false |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-ExternalBrokerPort<Int32>
Service Bus for Windows Server が ExternalBroker 通信に使用するポートを示します。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
false |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-ExternalBrokerUrl<Uri>
ExternalBroker の URI を指定します (大文字と小文字が区別されます)。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
false |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-RunAsPassword<SecureString>
ファームでサービスを実行しているユーザー アカウントのパスワードを指定します。
ファーム内のすべてのコンピューターが同じサービス アカウントを共有し、セキュリティ ポリシーによってサービス アカウントのパスワードを定期的に変更する必要がある場合、ファームでノードの追加や削除を継続的に実行できるように、ファームの各コンピューターで特定のアクションを実行する必要があります。この手順については、「コマンドレットを使用したファーム パスワードの変更の管理」を参照してください。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
false |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-SBFarmDBConnectionString<String>
Service Bus for Windows Server 管理データベースとして追加する SQL Server インスタンスの接続文字列を指定します。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
false |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは共通のパラメーターをサポートしています(-Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable)。詳細については、TechNet の「 「about_CommonParameters」 (https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=113216) を参照してください。
入力
入力型は、コマンドレットにパイプできるオブジェクトの型です。
出力
出力型は、コマンドレットが出力するオブジェクトの型です。
使用例
例 1
Service Bus for Windows Server がインストールされているコンピューターを Service Bus for Windows Server ファームに追加します。
PS C:\> $myPassword=convertto-securestring '*************' -asplaintext -forcePS C:\> Add-SBHost -SBFarmDBConnectionString 'Data Source=localhost\sqlexpress;Initial Catalog=SbManagementDB;Integrated Security=True' -RunAsPassword $myPassword
例 2
ファームの初期化中に、Service Bus for Windows Server がインストールされており、証明書キーが指定されているコンピューターを追加します。
PS C:\> $myPassword=convertto-securestring '*************' -asplaintext -forcePS C:\> $certKey=convertto-securestring '*************' -asplaintext -forcePS C:\> Add-SBHost -SBFarmDBConnectionString 'Data Source=localhost\sqlexpress;Initial Catalog=SbManagementDB;Integrated Security=True' -RunAsPassword $myPassword -CertificateAutoGenerationKey certKey