New-SBNamespace
New-SBNamespace
このコマンドレットは、新しい Service Bus for Windows Server サービス名前空間エントリを Service Bus for Windows Server ファームに作成します。
構文
Parameter Set: Default
New-SBNamespace -ManageUsers <String[]> -Name <String> [-AddressingScheme <NamespaceFormat> ] [-DnsEntry <String> ] [-IssuerName <String> ] [-IssuerUri <String> ] [-PrimarySymmetricKey <String> ] [-SecondarySymmetricKey <String> ] [-SubscriptionId <Guid> ] [ <CommonParameters>]
詳細説明
New-SBNamespace を実行して新しい Service Bus for Windows Server サービス名前空間を作成します。
Service Bus for Windows Server サービス名前空間は、Service Bus for Windows Server キューとトピックのスコーピング エンティティのように機能し、複数のアプリケーション (テナント) を分離できます。Service Bus for Windows Server エンティティ (キューまたはトピック) を作成する場合、Service Bus for Windows Server サービス名前空間名が必要です。結果として、すべてのエンティティのアドレス指定スキーマと URI プレフィックスが設定されます。
Service Bus for Windows Server サービス名前空間は、次のアドレス指定スキーマのいずれかに従う可能性があります。
1. Path ベースのサービス名前空間 (既定値) は、Service Bus for Windows Server ホストの FQDN をサービス名前空間名のプレフィックスとして使用しています。
2. PathWithServiceId は、ポートを共有して使用されます。このアドレス指定スキーマの場合、必須のパラメーターに加え、ServiceId パラメーターも必要です。
3. DNSRegistered サービス名前空間は、そのサービス名前空間を名前付け機関 (DNS など) に登録するときに使用されます。このアドレス指定スキーマの場合、必須のパラメーターに加え、URI も必要です。
IssuerName、IssuerUri、PrimarySymmetricKey、および SecondarySymmetricKey はすべてオプションです。
パラメーター
-AddressingScheme<NamespaceFormat>
サービス名前空間に使用するアドレス指定スキーマを指定します。このパラメーターに使用できる値は、次のとおりです。Path (既定値) およびDNSRegistered。. DNSRegistered の値 が指定されている場合、-DnsEntry パラメーターが必要です。
Aliases |
scheme |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
NamespaceFormat.Path |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-DnsEntry<String>
DNS エントリを指定します。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-IssuerName<String>
信頼できるセキュリティ発行者の名前を指定します。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByValue, ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-IssuerUri<String>
発行者の URI を指定します (大文字と小文字が区別されます)。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-ManageUsers<String[]>
サービス名前空間の管理者にするユーザー名またはグループ名を指定します。
Aliases |
manage |
必須/オプション |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-Name<String>
新しい Service Bus for Windows Server サービス名前空間の名前を指定します。
Aliases |
n |
必須/オプション |
true |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByValue, ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-PrimarySymmetricKey<String>
このサービス名前空間に使用する主キーを指定します。
Aliases |
primary |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-SecondarySymmetricKey<String>
このサービス名前空間に使用する二次キーを指定します。
Aliases |
secondary |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
-SubscriptionId<Guid>
名前空間にサブスクリプションを関連付けるオプション パラメーターです。たとえば、管理者がユーザーに代わって名前空間を作成する場合に、このパラメーターを使用すると便利です。
Aliases |
なし |
必須/オプション |
false |
位置 |
named |
既定値 |
なし |
パイプライン入力の受け入れ |
True (ByValue, ByPropertyName) |
ワイルドカード文字の受け入れ |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは共通のパラメーターをサポートしています(-Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable)。詳細については、TechNet の「 「about_CommonParameters」 (https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkID=113216) を参照してください。
入力
入力型は、コマンドレットにパイプできるオブジェクトの型です。
出力
出力型は、コマンドレットが出力するオブジェクトの型です。
使用例
例 1
MyNamespace1 という名前の Service Bus for Windows Server サービス名前空間を作成し、その所有者として user1 を割り当てます。
PS C:\> New-SBNamespace -Name MyNamespace1 -ManageUsers user1@domain1