Workflow Manager 1.0 とは

 

公開日: 2016年7月

Workflow Manager 1.0 は、ワークフローの作成、ホスティング、および管理のための新機能が追加された新しいサーバーです。 これらのワークフローは、高スケールかつ高密度で実行され、マルチテナント環境での実行をサポートします。 サービスは、Windows Workflow Foundation (WF) の .NET Framework 4 で導入された実績のあるプログラミング モデル、ランタイム、およびアクティビティ ライブラリ上に構築されます。

Microsoft は、長期的に、Azure サービス機能とユーザーがインストールするサービス機能の両方を提供し、これによりオンプレミス サービスと Azure サービスの柔軟性の向上と調和を実現していく予定です。 当初は、機能はユーザーがインストールするサービスとして提供されます (オンプレミス インストールまたは Azure Virtual Machines でのインストール)。

さらに、Workflow Manager 1.0 は、SharePoint 2013 で SharePoint ワークフローを実行するために使用され、ほとんどの Office 365 サブスクリプションの一部を構成するものとなります。

Workflow Manager 1.0 は、.NET Framework が WorkflowApplication と WorkflowServiceHost で現在提供している一連のホスティング オプションを基にして構築されており、ワークフローの実行および管理のための新しい管理されたホストを提供します。 クラウドは、ワークフローの実行、監視、および管理のための "常時稼働" 環境を実現するための大きな機会を提供します。ワークフロー マネージャー は長期的な Azure に焦点を当てて開発されましたが、オンプレミスですぐに機能を使用することもできます。 このサービスを使用すると、組織はワークフロー ロジック自体の設計およびアプリケーションとの統合に労力を集中し、インフラストラクチャの構築にかける時間を減らすことができます。Workflow Manager 1.0 は、ワークフローの成果物の管理、ホスティング環境の構築、拡張性と高可用性のための環境の構成、アプリケーションを実行しているコンピューターのファームの管理などでお客様が現在抱えている多くの問題を解決します。 このサービスは、SaaS ISV のための新機能も提供します。この機能により、効率と安全性に優れたマルチテナント手法で、ISV アプリケーションへのユーザーの拡張を実現することができます。

Workflow Manager 1.0 は、次のような主要な機能の提供に重点を置いています。

  • 高密度およびマルチテナント

  • 柔軟な拡張

  • アクティビティ/Workflow 成果物管理

  • 追跡と監視

  • インスタンス管理

  • 完全な宣言型の作成

  • REST および Service Bus メッセージング

マルチテナント ホスティング機能により、ワークフロー インスタンスを安全に高効率かつ高パフォーマンスで実行することができ、さらにサービスのテナントを編成して管理することもできます。

このサービスはさらに、ユーザーのアクティビティとシステム内のワークフローを管理するための機能を導入します。 クライアントは、REST API またはクライアント ライブラリを使用してアクティビティとワークフローの定義をアップロードすることができ、サービスが、成果物をスケールアウトされた信頼性の高いリポジトリに格納します。 サービスは、アクティビティとワークフローの定義およびそれらのバージョン間の関係も管理し、定義の更新のための柔軟性の高い成果物管理機能を提供し、同時に実行中のインスタンスのプロセスの整合性を確保します。

Microsoft は引き続き、REST API、クライアント ライブラリ、およびポータルを介して、実行中のワークフロー インスタンスを監視および管理するための新しい機能を構築します。 これらの機能を使用すれば、お客様は、サービスの稼働状況、カスタム構成、および実行中のビジネス プロセスのステータスを確認することができ、一方で開発者と管理者は、成果物とプロセスを管理するために必要なツールを得ることができます。

ホスティングと管理の先進的な機能に加えて、サービスはワークフロー作成のための新機能も提供します。 これには、拡張されたアクティビティ ライブラリ、式変換、および新しい宣言型データ モデリング機能による完全な宣言型のワークフロー作成が含まれます。 REST Web サービスおよび Service Bus の優れた Azure メッセージング モデル用に新しい統合されたメッセージング機能も提供されます。 これらのメッセージング機能は、ホスティング ランタイムと統合され、受信および送信メッセージがワークフロー永続化と調整されて、プロセスの信頼性と整合性が保証されます。

このセクションのトピックでは、ビジネス プロセスの作成、ホスティング、および管理のための新しいワークフロー機能について説明します。これらの機能により、ビジネスのニーズに合わせて拡張できる柔軟性、パフォーマンス、および信頼性に優れたワークフローをかつてないほど簡単に構築および実行できるようになります。

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