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Azure Backup の管理

発行: 2012年2月

更新日: 2015年1月

適用対象: Windows Server 2008 R2 with SP1, Windows Server 2012

Microsoft Azure のバックアップ の管理では、アラートと通知の確認と対処、サーバー プロパティの構成、およびバックアップ スケジュールの変更を行います。場合によっては、ボリュームの名前を変更したり、サーバーの名前を変更したりする必要があります。

このドキュメントの内容

noteメモ
このトピックには、説明する手順の一部を自動化するために使用できるサンプルの Windows PowerShell コマンドレットが含まれます。詳細については、「コマンドレットの使用」をご覧ください。

Azure Backup エージェント スナップインには、Azure Backup エージェント用の更新プログラムが利用可能になっているかどうかや、バックアップ プロセス中にイベント メッセージが作成されたかどうかを通知する [アラート] タブがあります。これ以外にも、サーバーで実行されるバックアップ ジョブの状態を示す [ジョブ] タブがあります。

noteメモ
クライアントの更新通知は、クライアントの新しいバージョンが利用できるようになったときにトリガーされ、更新プログラムをインストールできるように、ダウンロードの場所へのリンクが含まれています。

Do this step using Windows PowerShell

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[Azure Backup エージェント] をクリックします。Azure Backup エージェント スナップインが開きます。

  2. コンテンツ ウィンドウの [アラート] タブと [ジョブ] タブを確認します。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

Get-OBNotification コマンドレットは、サーバーの OBNotification オブジェクトの配列を取得します。OBNotification オブジェクトには、通知のカテゴリ、通知の種類、通知発生時のタイム スタンプ、発生したエラー コードの長い説明と短い説明、およびエラー メッセージのパラメーターが含まれています。

Get-OBNotfication

登録した各サーバーには、構成できる個別のプロパティがあります。これらのプロパティは、このサーバーからバックアップされるデータの暗号化に使用されるパスフレーズ、サーバーとクラウド サービス間でバックアップを転送するときにこのサーバーが使用するプロキシ サーバー、およびバックアップの転送に使用できるネットワーク帯域幅の量を制御するために使用できるネットワーク帯域幅のチューニング設定を定義します。

Do this step using Windows PowerShell

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[Azure Backup エージェント] をクリックします。Azure Backup エージェント スナップインが開きます。

  2. [アクション] ペインで [プロパティの変更] をクリックします。[プロパティの変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. このサーバーから作成されたバックアップの暗号化および暗号化解除に使用されるパスフレーズを変更するには、[暗号化] タブをクリックします。

    noteメモ
    パスフレーズを変更した場合、以前のバックアップの暗号化を解除するために前のパスフレーズを覚えておく必要はありません。パスフレーズを使用することで、このサーバーに格納されている暗号化キーにアクセスできます。このキーは変更されていません。

  4. プロキシ サーバーを Azure Backup エージェントと共に使用するように構成するには、[プロキシ構成] タブをクリックします。[Azure Backup にプロキシ サーバーを使用する] チェック ボックスをオンにし、プロキシ サーバーのアドレスとポートを構成します。プロキシ サーバーが接続の許可に資格情報を必要とする場合は、[このプロキシ サーバーでは認証を必要とする] チェック ボックスをオンにして、適切な資格情報を入力します。この設定は、サーバーの他のアプリケーションには適用されません。

  5. 特定の日付と時間の期間中のネットワーク帯域幅の使用を制御するには、[調整] タブをクリックします。情報をバックアップまたは復元するときに Azure Backup エージェントがネットワーク帯域幅をどのように使用するかを構成するには、[バックアップ時にインターネットの使用帯域幅の調整を有効にする] をオンにします。

    調整では 2 つの設定 (稼働時間と非稼働時間) を使用して、バックアップ操作中のネットワークの使用を制御します。特定の稼働時間範囲を [調整] タブで定義します。有効な帯域幅の範囲は、稼働と非稼働の設定で、256 Kbps から 1 Gbps です。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

Set-OBMachineSetting コマンドレットは、サーバーの OBMachineSetting オブジェクトを設定します。これには、インターネットにアクセスするためのプロキシ サーバー設定と、ネットワーク帯域幅の調整の設定も含まれます。次の例は、Windows PowerShell で Set-OBMachineSetting コマンドレットを使用する方法を示しています。

プロキシ サーバーを構成するには

Set-OBMachineSetting [-ProxyServer] <String> [-ProxyPort] <Int32> [[-ProxyUsername] <String> ] [[-ProxyPassword] <SecureString> ] 

ネットワーク帯域幅の調整の設定を指定するには

Set-OBMachineSetting [-WorkDay] <DayOfWeek> [-StartWorkHour] <TimeSpan> [-EndWorkHour] <TimeSpan> [-WorkHourBandwidth] <UInt32> [-NonWorkHourBandwidth] <UInt32> 

各サーバーには、バックアップに使用される 1 つのバックアップ スケジュールがあります。バックアップを行うタイミングやバックアップされる項目を変更する場合は、そのスケジュールを変更する必要があります。

Do this step using Windows PowerShell

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[Azure Backup エージェント] をクリックします。Azure Backup エージェント スナップインが開きます。

  2. [アクション] ペインで [バックアップのスケジュール] をクリックします。バックアップのスケジュール ウィザード[スケジュールされたバックアップの変更または停止] ページが開かれます。

  3. [バックアップする項目または時間の変更] をオンにし、[次へ] をクリックします。

  4. [バックアップする項目を選択] ページが表示されます。一覧の項目を必要に応じて変更し、[次へ] をクリックします。

  5. [バックアップの時間の指定] ページが表示されます。必要に応じてバックアップを行う曜日または時刻を変更し、[次へ] をクリックします。

  6. [保持設定の指定] ページが表示されます。バックアップの保持期間を短くしてストレージ領域を解放する場合は、保持設定を変更できます。[次へ] をクリックして次に進みます。

  7. [確認] ページが表示されます。このページに、ウィザードを使用して指定したバックアップ スケジュールが表示されます。[完了] をクリックして、スケジュールを作成します。

  8. [概要] ページが開き、バックアップ スケジュールが正常に作成されたというメッセージが表示されます。これで、ウィザードを終了できます。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

Windows PowerShell を使用してバックアップ スケジュールを変更する場合は、スケジュールを編集し、アクティブ スケジュールとして設定する必要があります。Set-OBSchedule コマンドレットは、サーバーの OBSchedule オブジェクトを設定します。次の例は、Windows PowerShell で Set-OBSchedule コマンドレットを使用して、現在のバックアップ スケジュールを新しいスケジュールに置き換える方法を示しています。

$sch = New-OBSchedule -DaysOfWeek sunday,monday,tuesday,wednesday,thursday,friday,saturday -TimesOfDay 12:00,16:00,20:00
Get-OBPolicy –Editable | Set-OBSchedule -Schedule $sch | Set-OBPolicy

バックアップに含まれる項目を変更する場合は、新しい OBFileSpec オブジェクトを作成し、バックアップ ポリシーに追加します。次の例は、それをどのように実行するかを示しています。

$policy = Get-OBPolicy -Editable 
New-OBFileSpec -FileSpec <"C:\testdata"> –NonRecursive | Add-OBFileSpec -Policy $policy | Set-OBPolicy

保持ポリシーを変更する場合は、新しい OBRetentionPolicy オブジェクトを作成し、バックアップ ポリシーに追加します。次の例は、それをどのように実行するかを示しています。

$policy = Get-OBPolicy -Editable
New-OBRetentionPolicy -RetentionDays 30 | Set-OBRetitionPolicy –Policy $policy | Set-OBPolicy

場合によっては、特定のサーバーでバックアップを実行する必要がなくなることがあります。たとえば、サーバーを引退させたり、サーバーが検疫されたりする場合があります。このような状況では、既存のバックアップを保持したい場合や、それらの価値がなくなったり、それらが危険にさらされて信頼できないと見なされるようになったりしたために、すべてのバックアップを削除したい場合があります。

Do this step using Windows PowerShell

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[Azure Backup エージェント] をクリックします。Azure Backup エージェント スナップインが開きます。

  2. [アクション] ペインで [バックアップのスケジュール] をクリックします。バックアップのスケジュール ウィザード[スケジュールされたバックアップの変更または停止] ページが開かれます。

  3. [このバックアップ スケジュールの使用を停止するが、格納されているバックアップは維持する] または [このバックアップ スケジュールの使用を停止し、格納されているバックアップをすべて削除する] を選択して、[次へ] をクリックします。

  4. [確認] ページが表示されます。このページに、ウィザードを使用して指定した削除と保持ポリシーが表示されます。[完了] をクリックして操作を終了します。

  5. スケジュールが停止され、完了のメッセージが表示されます。これで、ウィザードを終了できます。このサーバーのバックアップを再開する場合は、新しいポリシーを作成する必要があります。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

次の例のコマンドレットは、現在のバックアップ スケジュール (Windows PowerShell ではバックアップ ポリシーと呼ばれます) を削除し、そのスケジュールを使用して作成されたすべてのバックアップをクラウド サーバーから削除します。

Remove-OBPolicy -Policy $policy -DeleteBackup -Force
Tipヒント
–DeleteBackup パラメーターが指定されていない場合は、バックアップのスケジュール ウィザードの [このバックアップ スケジュールの使用を停止するが、格納されているバックアップは維持する] オプションと同じになります。

たとえば、オペレーティング システムが再インストールされ、バックアップされるボリュームのボリューム GUID が変更された場合のように、ボリュームの名前の変更が必要になる場合があります。ボリュームの名前を変更するには、Windows PowerShell コマンドレット Rename-OBVolume を使用できます。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

Rename–OBVolume コマンドレットには、次の 2 つのパラメーターがあります。

  • OldVolumeName

  • NewVolumeName

次の例は、ボリュームとそれに関連するバックアップの名前を変更するために使用できます。

Rename–OBVolume Volume{176dd60b-36e2-12e1-8dba-b8ac6f922387} Volume{5668e44e-f8db-11df-8c1a-806e7f6e6964}

場合によっては、経営上の意志決定または組織の再編によりサーバーの名前を変更し、競合を回避する必要があります。Microsoft Azure のバックアップ はバックアップの一意識別子の一部としてサーバー名を使用します。

サーバーのバックアップ後に、サーバーの名前を変更した場合は、次の点に注意が必要です。

  • Azure Backup にAzure Backup へのコンピューターの登録必要があります。そうすることで、新しいサーバー名と、名前変更の後で作成されたバックアップとが関連付けられます。以前に構成されたバックアップ スケジュールは、サーバー上で実行されなくなります。

  • 次に行われるバックアップは、増分バックアップではなく、完全バックアップです。Run Back Up Nowを使用することを検討してください。

  • バックアップされたデータを次のバックアップの前に復旧する必要がある場合や、サーバーの名前が変更される前のデータを復旧する必要がある場合は、alternate server recoveryという方法を使用する必要があります。

サーバー上で Azure Backup エージェントを使用する必要がなくなった場合は、削除できます。この処理を開始する前に、Azure Backup エージェント スナップインが閉じられていることと、現在進行中のバックアップ操作または復元操作がないことを確認してください。Azure Backup エージェントを削除しても、インストール時に組み込まれた前提条件のアプリケーションは削除されません。前提条件のアプリケーションを削除するには、それらを個別に削除する必要があります。

Important重要
Azure Backup エージェントをアンインストールすると、ローカル サーバーから機能が削除されますが、Azure バックアップ コンテナーに格納されたファイルとフォルダーのバックアップは削除されません。バックアップをすべて削除する場合は、バックアップ スケジュールを停止し、Azure Backup エージェントを削除する前にバックアップ コンテナーからサーバーを削除します。

コマンド ラインを使用して Azure Backup エージェントを削除するには

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[コントロール パネル] をクリックします。

  2. [プログラム] の下の [プログラムのアンインストール] をクリックします。

  3. [プログラムのアンインストールと変更] で、Azure Backup エージェントをクリックします。

  1. 管理者特権を使用してコマンド プロンプトを開きます。

  2. インストーラー ファイルをダウンロードした場所に移動します。

  3. obsinstaller.exe /d」と入力します。

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