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セッション アフィニティ

更新日: 2015年3月

Azure Toolkit for Eclipse では、ロールに対して HTTP セッション アフィニティ (“固定セッション”) を有効にできます。次の図は、セッション アフィニティ機能を有効にするために使用する [負荷分散] プロパティ ダイアログです。

負荷分散のプロパティ

  1. Eclipse のプロジェクト エクスプローラーでロールを右クリックし、[Azure] をクリックして、[負荷分散] をクリックします。

  2. [WorkerRole1 の負荷分散のプロパティ] ダイアログで次のようにします。

    1. [このロールの HTTP セッション アフィニティ (固定セッション) を有効にする] をオンにします。

    2. [使用する入力エンドポイント] で、使用する入力エンドポイントを選択します (例: http (パブリック:80、プライベート:8080))。アプリケーションは、HTTP エンドポイントとしてこのエンドポイントを使用する必要があります。ロールに対して複数のエンドポイントを有効にできますが、固定セッションをサポートするために選択できるのはそのうちの 1 つだけです。

    3. アプリケーションをビルドし直します。

セッション アフィニティを有効にすると、複数のロール インスタンスがある場合、特定のクライアントからの HTTP 要求は同じロール インスタンスによって処理され続けます。

Eclipse Toolkit は、Application Request Routing (ARR) と呼ばれる特別な IIS モジュールを各ロール インスタンスにインストールすることによって、これを可能にします。ARR は、適切なロール インスタンスに HTTP 要求を再ルーティングします。Toolkit は、受信した HTTP トラフィックが ARR ソフトウェアに最初にルーティングされるように、選択されたエンドポイントを自動的に再構成します。また、Toolkit は、Java サーバーをリッスンする新しい内部エンドポイントを作成します。ARR はこのエンドポイントを使用して、HTTP トラフィックを適切なロール インスタンスに再ルーティングします。これにより、複数インスタンス デプロイの各ロール インスタンスは、他のすべてのインスタンスに対するリバース プロキシとして動作し、固定セッションを可能にします。

  • セッション アフィニティは、コンピューティング エミュレーターでは機能しません。ビルド プロセスまたはコンピューティング エミュレーターの実行を妨げることなくコンピューティング エミュレーターに設定を適用できますが、機能自体はコンピューティング エミュレーターでは動きません。

  • セッション アフィニティを有効にすると、Azure クラウドでサービスが開始されるときに追加ソフトウェアがダウンロードされてロール インスタンスにインストールされるので、Azure のデプロイによって使用されるディスク領域の量が増加します。

  • 各ロールの初期化にかかる時間が長くなります。

  • 前に説明したようにトラフィック リルーターとして機能する内部エンドポイントが追加されます。

セッション アフィニティを有効にしてセッション データを維持する方法の例については、「セッション アフィニティを使用してセッション データを管理する方法」を参照してください。

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