変換またはマップの作成

更新日: 2015年7月

入力 XML ドキュメント間のリレーションシップを定義するには、マップ操作を追加してデータを変更してから、XML ドキュメントを出力します。変換またはマップは、Visual Studio の BizTalk サービス SDK テンプレートに含まれています。「Azure BizTalk サービス SDK のインストール」を参照してください。

このトピックの内容

プロジェクトの種類の選択

スキーマの追加

マップ操作の追加

デザイン領域のヒントと秘訣

More Map Stuff (追加のマップ機能)

新しい 変換 を作成するには、次の 2 つの方法があります。マッピングを [BizTalk サービス プロジェクト] に追加するか、新しい [BizTalk サービス アーティファクト] プロジェクトを作成します。

BizTalk サービス プロジェクト でマップを追加または作成すると、このマップはプロジェクトの一部となり、XML 一方向ブリッジまたはXML 要求-応答ブリッジで使用することが想定されます。[BizTalk サービス アーティファクト] プロジェクトを作成する際、他のプロジェクトとは別のマップが作成されます。変換が完了すると、保存したり、企業間アグリーメントに追加したり、既存のBizTalk サービス プロジェクトに追加したりできます。

多くの開発者は、集中管理された場所にスキーマを保存しておきます。この場合、[BizTalk サービス アーティファクト] プロジェクトを使用してスキーマとマップを格納することができます。その後、1 つのプロジェクトとそのリソースを保存またはバックアップできます。これらのスキーマまたはマップが必要な場合は、これらを他のプロジェクトに追加するだけです。

  1. 管理者として Visual Studio を起動し、BizTalk サービス プロジェクトを起動します。

  2. BizTalk サービス プロジェクトで、[ソリューション エクスプローラー] に移動します。

  3. プロジェクトを右クリックして [追加] を選択し、[新しい項目] または [既存の項目] を選択します。

  4. マップの詳細を入力し、[追加] を選択します。

マップの作成を完了したら、マップを XML ブリッジの変換段階に追加できます。「XML 一方向ブリッジの作成」または「XML 要求-応答ブリッジの作成」を参照してください。変換段階の詳細については、「ブリッジの用途とステージ」を参照してください。

  1. 管理者として Visual Studio を起動します。

  2. [新しいプロジェクト] を選択します。

  3. Visual C# テンプレートを展開し、[BizTalk サービス] を選択します。

  4. [BizTalk サービス アーティファクト] を選択します。

  5. プロジェクトの [名前]、プロジェクトの [場所]、[ソリューション名] の各プロパティを入力し、[ソリューションのディレクトリを作成] 設定をオンにします。

  6. [OK] を選択します。

プロジェクトを開くと、Map.trfm、Schema1.xsd、Schema2.xsd が自動的に作成されます。これらのファイルは空です。変更したり、追加したり、独自のファイルを追加したりできます。BizTalk サービス 変換 には .trfm という拡張子が付いています。.trfm ファイルを開くと、変換 デザイナーが開きます。そこでスキーマを追加したり、マップ操作 を追加したり、リンクを作成したりできます。

組み込みスキーマ エディターを使用して、スキーマを作成および変更することができます。マップを追加したら、送信元スキーマ (入力) と送信先スキーマ (出力) を追加します。

  1. Visual Studio で、管理者として [BizTalk サービス] または [BizTalk サービス アーティファクト] プロジェクトを開きます。

  2. 既存のスキーマ (.xsd) を追加するか、新しいスキーマ (.xsd) をプロジェクトに追加します。

    1. プロジェクトを右クリックして、[追加] を選択します。

    2. [既存の項目] を選択し、既に作成されているスキーマを追加します。[新しい項目]、[スキーマ] の順に選択して、新しいスキーマを作成します。

  3. [追加] を選択します。

  4. スキーマ (.xsd) をダブルクリックしてスキーマ エディターを開きます。

既存のスキーマの作成および変更については、「EDI スキーマの開発」を参照してください。

スキーマを追加したら、組み込みマップ操作を使用して、受信データが出力スキーマと一致するように変更または操作することができます。

  1. ツールボックスで [マップ操作] をクリックし、変換デザイナーにドラッグします。

    [マップ操作] をダブルクリックして、入力を構成します。

  2. 入力スキーマで項目をクリックし、マップ操作または出力スキーマにドラッグして、リンクを作成します。マップ操作では、次の 3 つの入力ソース タイプがサポートされています。

    • ツリー ノードからのリンク

    • マップ操作 からのリンク

    • 定数値

Tipヒント
  • ツリー ノードからのリンクまたはマップ操作が許可されない場合、その理由を示すメッセージがステータス バーに表示されます。

  • 一部のマップ操作では、構成ダイアログ ウィンドウにタイププロパティが表示されます。このタイプ プロパティは読み取り専用です。

 

   

切り取り、コピー、貼り付け

マップ操作 は、切り取り、コピー、および貼り付けを使用して移動することができます。リンクは、切り取り、コピー、および貼り付けを使用して移動することができません。切り取り、コピー、および貼り付けを使用して マップ操作 を移動すると、リンクが削除されます。

マップ操作とリンクをドラッグ アンド ドロップすることはできません。マップ操作 とそのリンクを削除するには、移動する項目を Ctrl キーを押しながらクリック して選択します。Ctrl キーを押しながらクリックして、項目を切り取り、任意の場所に貼り付けます。

XSLT サポート

[BizTalk サービス] または [BizTalk サービス アーティファクト] プロジェクトで、変換 (.trfm) ファイルは XSLT を使用できます。XSLT のオプションには、XML 拡張ファイル (EXT XML) を含む、XSLT 構文の入力と終了 XSLT ファイルのインポートが含まれます。

既存の XSLT ファイルをインポートするには、変換デザイン領域を選択します。[プロパティ] で、[XSLT のインポート] を選択します。ファイルを選択するか、直接 XSLT 構文を入力できます。

既存の XML 拡張ファイルをインポートするには、変換デザイン領域を選択します。[プロパティ] で、[EXTXML のインポート] を選択します。ファイルを選択するか、直接 XML 構文を入力できます。

[XslCompiledTransform を使用してパフォーマンスを改善する] を選択すると、XSLT スタイル シートをコンパイルして XSLT 変換を実行することによって XML データが変換されます。スタイル シートがコンパイルされると、キャッシュ格納と再利用が可能になります。このオプションを有効にしない場合、XslTransform クラスが使用されます。これは、変換を 1 回だけ実行する場合に最適です。

繰り返しレコードでの直接リンク

ソース ドキュメントの繰り返しレコードを、ターゲット ドキュメントの繰り返しレコードにリンクする場合、MapEach ループが必要です。各ソース ノードからターゲット ノードにこれらのリンクを作成するのは時間がかかります。このため、BizTalk サービス には直接リンク機能が用意されています。

直接リンクでは、入力ノードから出力ノードに単純にコピーし、他の処理は行いません。直接リンクは、MapEach ループを必要としない繰り返しのないレコードをリンクするときにも使用されます。

ループ マップ操作 - 使用法と例」で直接リンク機能について説明しています。

スクロール

変換デザイナーでの垂直方向のスクロールは、次の 2 つの方法で行うことができます。

  • マウス ホイールをスクロールする

  • 上下の方向キーを使用する

変換デザイナーでの水平方向のスクロールは、次の 2 つの方法で行うことができます。

  • Shift キーを押したままマウス ホイールをスクロールする

  • 左右の方向キーを使用する

描画画面

変換デザイナーの描画画面は、既定のサイズが 200*200 セルです。サイズを変更するには

  1. [ツール] メニューに移動し、[オプション] を選択します。

  2. [変換のデザイナー] を展開し、[全般] をクリックします。

  3. [グリッド画面の X 軸上のグリッド セルの数] および [グリッド画面の Y 軸上のグリッド セルの数] の値を変更します。値の範囲は 100 ~ 1000 です。

  4. [OK] をクリックします。

ページ

変換デザイン画面内でページを追加、削除および名前変更することができます。マップ操作とそのスコープ コンテナーはページ単位です。

ページを追加、削除または名前変更するには、デザイン画面の下部にある [ページ 1] タブを右クリックし、使用可能なオプションを表示します。

関連項目

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