Retail POS の設定について

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack

Microsoft Dynamics® AX for Retail POS は 小売 の POS プログラムです。Retail POS を使用して次のタスクを実行できます。

  • 販売を処理します。

  • キャッシュ ドロワーを操作します。

  • バーコードをスキャンします。

  • 顧客のレシートを印刷します。

  • 販売合計を計算します。

  • 税を計算します。

  • 支払われた金額から返す釣銭を計算します。

POS レジスターを使用して POS タスクが実行されます。各 POS レジスターは、レジスター番号で一意に識別されます。POS レジスターを使用して、次の店舗トランザクションを実行できます。

  • 製品販売を処理します。

  • 製品払戻を発行します。

  • トランザクションを中断します。

  • 顧客のロイヤルティ トランザクションを処理します。

  • クレジット メモを発行します。

  • ギフト カードを発行します。

  • バーコードをスキャンします。

  • 支払を受け入れます。

  • レシートを印刷します。

  • 顧客注文を追跡します。

  • デビット カードとクレジット カードを処理します。

  • ネットワーク上の他のシステムに接続します。

  • 在庫を確認します。

Retail POS は、Microsoft .NET Framework 上に構築されます。食品サービス、ファッション、食料品店など、数多くの業務のニーズに応じて、使いやすいグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を設定できます。

このセクションでは、次のタスクについて説明します。

Retail POS のコンフィギュレーションに加えられる変更の一部は、店舗内のレジスターが再起動されるまで店舗には反映されません。一般に、POS レジスターの設定やコンフィギュレーションに影響する項目を変更した場合、レジスターの再起動が必要になります。これらの変更には、POS レジスターのハードウェア プロファイルの変更などがあります。

次のタスクは、レジスターの設定にも関連します。

  • 機能プロファイルの設定: 機能プロファイルには、店舗内のすべてのレジスターの機能設定が含まれます。機能プロファイルの設定方法の詳細については、「機能プロファイルの設定および割り当て」を参照してください。

  • 理由コードの設定: 理由コードにはレジ担当者に対するメッセージが表示され、レジ担当者が実行するアクションの理由の収集に使用できます。理由コードの設定方法の詳細については、「情報コードの設定」を参照してください。

  • Retail POS のアクセス許可および操作の設定: Retail POS のアクセス許可および操作は、レジ担当者がレジスターで実行できるタスクを定義します。Retail POS のアクセス許可および操作を設定する方法の詳細については、「アクセス許可と操作の設定」を参照してください。