RdaTrackOption 列挙体

メモ : この名前空間、クラス、およびメンバは、.NET Framework Version 1.1 だけでサポートされています。

デバイスにプルされたテーブルを追跡するかどうかを指定します。

<Serializable>
Public Enum RdaTrackOption
[C#]
[Serializable]
public enum RdaTrackOption
[C++]
[Serializable]
__value public enum RdaTrackOption
[JScript]
public
   Serializable
enum RdaTrackOption

解説

RdaTrackOption により、SQL Server CE で、プルされたテーブルへの変更を追跡するかどうかを指定します。Windows CE .NET ベースのデバイスにプルされたテーブルを更新し、その後、変更したレコードを元の SQL Server テーブルにプッシュする場合は、 TrackingOn または TrackingOnWithIndexes を指定します。 TrackingOn を指定した場合は、プルされたテーブルに PRIMARY KEY 制約が作成されます。 TrackingOnWithIndexes を指定した場合は、プルされたテーブルに、PRIMARY KEY 制約および関連するインデックスが作成されます。インデックスは、インデックスを構成する列がプルされた場合にだけ作成されます。どちらの場合も、SQL Server CE は、ローカル テーブルで挿入、更新、または削除されたレコードをすべて追跡します。

アプリケーションが Push メソッドを呼び出すと、SQL Server CE は、ローカル SQL Server CE テーブルで挿入、更新、および削除されたレコードを変更追跡情報を使用して検索し、これらの変更を SQL Server に反映します。

RdaTrackOption が TrackingOn または TrackingOnWithIndexes に設定されている場合は、次の制限が適用されます。

• 更新できないレコードセットが SELECT ステートメントから返された場合は、エラーが発生します。
• 主キーは、SELECT ステートメントから返される更新可能なレコードセットに対して定義される必要があります。
• SELECT ステートメントでは、ビューまたはストアド プロシージャを参照できます。ただし、参照するビューまたはストアド プロシージャは、1 つのテーブルだけを参照していて、更新可能である必要があります。
• TrackingOnWithIndexes を指定した場合、SQL Server テーブルに存在し、 sqlSelectString で指定した列に関連するインデックスが、 localTableName で指定した SQL Server CE ローカル テーブルに対して作成されます。

errorTableName で、 Push エラーを格納するテーブル名を指定します。SQL Server CE は、アプリケーションから Push メソッドが呼び出されたときにエラーが発生するとエラー テーブルを作成し、エラーが発生するたびにそのテーブルにレコードを挿入します。 Push メソッドの完了時に、アプリケーションからエラー テーブルを確認して、エラーが発生したかどうかを調べることができます。 errorTableName は、 TrackingOn または TrackingOnWithIndexes が指定されている場合にだけ指定できます。RDA でのエラー テーブルの処理方法の詳細については、SQL Server CE Books Online の「RDA Conflict Detection and Resolution」を参照してください。

メンバ

必要条件

名前空間: System.Data.SqlServerCe

プラットフォーム: .NET Compact Framework - Windows CE .NET

アセンブリ: System.Data.Sqlserverce (System.Data.Sqlserverce.dll 内)

参照

System.Data.SqlServerCe 名前空間