Windows Phone でアプリを配置およびテストする

2013/03/11

対象: Windows Phone 8 | Windows Phone OS 7.1

Windows Phone アプリの開発中に、Windows Phone エミュレーターを使用して、アプリの配置とテストをすばやく行うことができます。ただし、ユーザーと同じようにアプリを体験するには、アプリを電話でテストすることも重要です。このトピックでは、アプリを物理 Windows Phone デバイスに配置する方法について説明します。

Windows Phone OS 7.1 用のアプリが既にある場合、Windows Phone 8 デバイスで互換性をテストすることをお勧めします。可能性のある問題の詳細については、「Windows Phone のアプリ プラットフォームの互換性」を参照してください。

実際の条件下でアプリの動作をテストする方法については、「Windows Phone のシミュレーション ダッシュボード」を参照してください。デバッグの全般的な情報については、「Windows Phone アプリのデバッグ」を参照してください。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

アプリを Windows Phone デバイスに配置する前に、次の必要条件を満たす必要があります。

  • あなたは登録開発者である必要があります。開発者として登録する方法については、「登録情報」を参照してください。

  • あなたの電話は登録されている必要があります。詳細については、「端末を開発用に登録する方法」を参照してください。

  • 電話は、USB ケーブルでホスト コンピューターに接続され、電源が入っており、ロックが解除されている必要があります。

  • Windows Phone 8 デバイスでアプリをテストするには:

    • Windows Phone IP over USB Transport サービスが実行されている必要があります。このサービスは、SDK をインストールするとインストールされて開始されます。

    • コンピューターで、接続されたデバイスが認識されている必要があります。Windows Phone 8 の電話は、エクスプローラーにドライブとして一覧表示されます。

  • Windows Phone OS 7.1 デバイスでアプリをテストするには:

    • Zune ソフトウェアがホスト コンピューターにインストールされている必要があります。Zune ソフトウェアをダウンロードしてインストールするには、「Zune ソフトウェアのダウンロード」ページにアクセスしてください。

    • Zune が実行されている必要があります。電話をホスト コンピューターに接続すると、Zune が自動的に開始されます。Zune が起動しない場合は、手動で Zune を起動します。

    • Zune ソフトウェアで、接続されたデバイスが認識されている必要があります。

Visual Studio または Windows Phone Application Deployment ツールを使用してアプリを配置できます。

Visual Studio を使用してアプリを配置する

Visual Studio からアプリを配置する方法の詳細については、「Visual Studio を使用して Windows Phone アプリをビルドして配置する方法」を参照してください。

Windows Phone Application Deployment ツールを使用してアプリを配置する

Windows Phone Application Deployment ツールでは、Visual Studio を使用せずにアプリを登録したデバイスに配置できます。詳細については、「Windows Phone の Application Deployment ツールを使用してアプリを配置する方法」を参照してください。

電話へのアプリの配置は、ローカル サービス Windows Phone IP over USB Transport (IpOverUsbSvc) に依存します。さらに、開発用コンピューターへの USB デバイスとしての電話の正しいインストールにも依存します。

IpOverUsbSvc サービスをチェックして接続のトラブルシューティングを行うには

  1. 電話を USB ケーブルで開発用コンピューターに接続し、電話の画面のロックを解除します。

  2. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、IpOverUsbEnum コマンド ライン ツールを実行します。このツールは、次のフォルダーにあります。

    C:\Program Files (x86)\Common Files\Microsoft Shared\Phone Tools\CoreCon\11.0\Bin

  3. ツールの出力を調べます。

    • 電話とそこで実行するサービスに関する数行の情報が表示されている場合、配置の問題は IpOverUsb サービスの問題ではない可能性があります。

    • メッセージ「RPC Server Unavailable. Is the proxy running?」が表示されている場合、これは IpOverUsb サービスが実行していないことを示しています。[サービス] スナップインを開き、Windows Phone IP over USB Transport (IpOverUsbSvc) サービスを開始します。

    • メッセージ「No connected partners found」が表示されている場合は、次の点をチェックしてください。

      • 電話が USB ケーブルで開発用コンピューターに接続されていますか?

      • 電話の画面のロックが解除されていますか?

      • エクスプローラーで、[コンピューター] の下にドライブとして電話が表示されていますか?

ドライバーを更新して接続のトラブルシューティングを行うには

  1. 電話を USB ケーブルで開発用コンピューターに接続し、電話の画面のロックを解除します。

  2. [デバイス マネージャー] を開きます。[ポータブル デバイス] で、電話のエントリを見つけます。

  3. 電話のエントリを右クリックし、[ドライバー ソフトウェアの更新] を選択します。ドライバーの更新の手順に従います。

接続されたデバイスで Windows Phone OS 7.1 を対象とするアプリをテストする場合、通常は Zune ソフトウェアが実行されています。しかし、Zune ソフトウェアはローカルのメディア データベースをロックするため、その実行中はメディア API と対話するアプリをテストできません。メディア API を使用した Windows Phone OS 7.1 を対象とするアプリをテストするには、Windows Phone Connect Tool を使用して Zune ソフトウェアを実行せずにデバイスに対するシリアルまたは USB 接続を確立できます。詳細については、「Windows Phone の写真選択またはカメラ起動とやり取りするアプリのテスト方法」を参照してください。

アプリを Visual Studio からエミュレーターまたは電話に配置すると、ネットワーク機能が自動的に含まれます。ただし、アプリにネットワーク機能が必要な場合は、アプリを Store に申請するときに、アプリのマニフェスト ファイルでネットワーク機能を指定する必要があります。ネットワーク機能を指定しない場合、ユーザーの電話にアプリをインストールしたときにエラーが発生する可能性があります。詳細については、「Windows Phone のアプリ機能とハードウェア要件」を参照してください。

アプリを Visual Studio からエミュレーターまたは電話に配置すると、アプリはそのインストール ディレクトリに書き込みが可能になります。ただし、Store を通じて配置および公開されたアプリは、そのインストール ディレクトリに書き込めません。Store からインストールされたアプリが、そのインストール ディレクトリに書き込みを行おうとすると、例外が発生します。アプリの開発およびテスト時に、アプリのインストール フォルダーに書き込むコードをアプリに含めた場合は、アプリを Store に公開する前にこの機能を必ず削除してください。

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