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サービス エンティティ

 

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

サービスは、顧客のために実行される作業です。 定義には、通常は名前、期間、細分性、カレンダー制限、およびリソース要件などのサービス属性が含まれます。Service エンティティは、サービスの標準期間、サービスを提供できる日時、および ResourceSpec クラスで指定される必須リソースなどの属性によって、顧客に提供するサービスを表します。

たとえば、歯磨きサービスの定義には、歯科衛生士、歯磨き用のいす、患者、および 90 分間の期間制限に関するリソース要件が含まれています。 この定義には、空き時間の検索時に評価される、パラメータ化された追加の制約を含めることも可能です。 このサービス定義では、"患者" リソースは有効な保険会社の識別番号を要するという制約を定義できます。 この制約の例では、保険会社の識別番号のリソースに追加されたユーザー定義属性が使用されています。

各リソース仕様には、使用可能なリソースを最適度に応じてランク付けする目的があります。 たとえば、最も忙しい看護師、最も暇な医師、または最も安価なリソースなどです。

Microsoft Dynamics 365 のサービス スケジュール設定を使用して、サービス提供プロセスの管理を開始するには、最初にサービス業務のモデルを作成する必要があります。 これを行うには、スケジュール設定するユーザーと備品用の Resource レコードまたは Equipment レコードを作成し、提供するサービス用の Service レコードを作成します。 サービスを定義する際には、一連のリソース仕様 (ResourceSpec) を使用して、それぞれのサービスに必要なリソースを記述することができます。 次に、サービスの空き時間を管理する業務ルールをシステム内にモデル化することができます。 これらのルールには、サービス提供担当者の作業時間や、サービスに関する特別な制約などが含まれます。 これらの情報の定義を完了すると、スケジュール エンジンにサービス提供スケジュールの管理に必要な情報が設定されたことになります。

サービス記入の細分性は、空き時間がユーザーに表示される間隔を決定します。 これは通常 "15 分ごと" や "正時ごと" のようになります。 期間は、サービスを実行するために必要な時間です。

このセクションの内容

サービス (Service) エンティティのメッセージおよびメソッド

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