Visual Studio Transact-SQL エディター

Visual Studio 2010 以降では、SQL Server Compact データベースで Transact-SQL エディターがサポートされるようになりました。Transact-SQL エディターは、Visual Studio 2010 SP1 で以下の操作に使用できます。

  • Transact-SQL スクリプトの作成と実行、および SQL Server Compact データベースに対するクエリの実行。 

  • テーブル、ビュー、インデックスなどのデータベース オブジェクトの定義の変更。

  • SQL Server Compact データベース用の詳細な推定クエリ プランと実際のクエリ プランの表示とその保存。

重要

Transact-SQL エディターは、Visual Studio 2010 以降で SQL Server Compact データベース用にサポートされるようになりました。それより前のバージョンの Visual Studio では、SQL Server Compact データベースでの Transact-SQL エディターの使用はサポートされていません。Visual Studio 2010 では、SQL Server Compact の以前のバージョンを使用して作成されたデータベース上での Transact-SQL エディターの使用はサポートされていません。

以下の Transact-SQL エディターの機能は、SQL Server Compact データベース用にはサポートされていません。

  • データベース接続コンテキスト

  • SQL CMD モード

  • [クライアント統計を含める]

  • [IntelliSense が有効]

  • SQL 構文の検証

次の手順を使用すると、Visual Studio の [データ] メニューから Transact-SQL エディターを開いて、SQL Server Compact データベースに接続できます。

Transact-SQL エディターを開いて SQL Server Compact データベースに接続するには

  1. Visual Studio の [データ] メニューで、[Transact-SQL エディター] をポイントし、[新しいクエリ接続] をクリックします。[サーバーに接続] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [サーバーの種類] ドロップダウン リストで [SQL Server Compact] を選択します。

  3. [データベース ファイル] で、SQL Server Compact データベース ファイルの場所まで移動します。

  4. 必要に応じて、データベース用のパスワードを入力します。

  5. [接続] をクリックします。Transact-SQL エディターが表示されます。

Transact-SQL エディターは、[Transact-SQL エディター] ツール バーまたは [ファイル] メニューから開くこともできます。Transact-SQL エディターに装備されている機能の詳細とその使用方法については、Visual Studio 2010 のドキュメントを参照してください。