手順 2: LightSwitch でのデータの定義
このレッスンでは、データ エンティティ とも呼ばれるテーブルを作成して、連絡先管理アプリケーションのデータを定義します。 LightSwitch エンティティ デザイナーを使用して、連絡先を表すプロパティ フィールド とデータ型 を指定します。
データを定義する
アプリケーションのエンティティを作成するには
[Start] (スタート) ウィンドウで [新しいテーブルの作成] リンクを選択します。
[エンティティ デザイナー] ウィンドウが開きます。
[プロパティ] ウィンドウで、[名前] プロパティのボックスに「Contact」と入力して Enter キーを押します。
タイトル バーの名前が "Contact" に変わり、ソリューション エクスプ ローラーでも "Contacts.lsml" と変更されます。
[名前] 列で [<プロパティの追加>] リンクを選択し、「ContactName」と入力して Enter キーを押します。
データ型 (String) が [型] 列に表示され、[必須] チェック ボックスがオンになります。 連絡先には、文字列からなる名前が必要です。
[名前] 列で [<プロパティの追加>] リンクを選択し、「ContactCompany」と入力します。
[名前] 列で [<プロパティの追加>] リンクを選択し、「ContactPhone」と入力します。
[型] 列の一覧を開き、[電話番号] を選択します。
Phone Number は、電話番号の標準形式を表すカスタム ビジネス タイプ です。
[名前] 列で [<プロパティの追加>] リンクを選択し、「ContactEmail」と入力します。
[型] 列の一覧を開き、[電子メール アドレス] を選択します。
Email Address は、正しくフォーマットされた電子メール アドレスを表す、もう 1 つのカスタム ビジネス タイプです。
[ContactEmail] フィールドの [必要] 列で、チェック ボックスをオフにします。
ここでは、電子メール アドレスがわからなくても連絡先を入力できるようにします。
この時点で、エンティティは次の図のようになります。
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これで、4 つのフィールドを含むデータ エンティティが作成されました。 連絡先管理アプリケーションでデータを入力して保存すると、これらのフィールド内のエントリが内部データベースに格納されます。
実際には 5 番目のフィールド [Id] があります。 これにより、各レコードに固有の値 (主キー) が提供されます。 これは LightSwitch により割り当てられ、変更できません。
データ エンティティ内のデータを定義した場合は、電話番号と電子メール アドレスのカスタム ビジネス タイプを使用しています。 カスタム ビジネス タイプは、ビジネス アプリケーションで使用する複雑なデータを指定するための便利な方法です。 LightSwitch には、Phone NumberとEmail Addressのほかに、Money、Percent、Person、および Web Addressなどのカスタム ビジネス タイプがあります。
次の手順
次の手順では、データを表示して編集するための画面を作成します。
次のレッスン: 手順 3: LightSwitch での画面の作成