CalculatedMembers.Add メソッド (Excel)

  • [アーティクル]

ピボットテーブルに集計フィールドまたは集計アイテムを追加します。 CalculatedMember オブジェクトを返します。

構文

式。Add (名前、 数式、 SolveOrder、 Type、 Dynamic、 DisplayFolder、 HierarchizeDistinct)

式CalculatedMembers オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
名前 必須 文字列型 (String) 集計メンバーの名前を指定します。
Formula 必須 文字列型 (String) 集計メンバーの数式を指定します。
SolveOrder 省略可能 バリアント型 (Variant) 集計メンバーの解決順序を指定します。
Type 省略可能 バリアント型 (Variant) 集計メンバーの型を指定します。
Dynamic 省略可能 ブール型 (Boolean) 集計メンバーを更新のたびに再計算するかどうかを指定します。
DisplayFolder 省略可能 文字列型 (String) 集計メンバー用の表示フォルダーの名前を指定します。
HierarchizeDistinct 省略可能 ブール型 (Boolean) 集計メンバーの階層を OLAP キューブに基づくピボットテーブル レポートに表示するときに、重複を整理して削除するかどうかを指定します。

戻り値

新しい集計フィールドまたは集計アイテムを表す CalculatedMember オブジェクト。

注釈

Formula 引数には、有効な MDX (多次元式) 構文ステートメントが含まれている必要があります。 Name 引数は、オンライン分析処理 (OLAP) プロバイダーで受け入れ可能である必要があり、Type 引数を定義する必要があります。

このメソッドの Type 引数を xlCalculatedSet に設定する場合は、CubeFields オブジェクトの AddSet メソッドを呼び出して、新しいフィールド セットをピボットテーブルに表示する必要があります。

例

次の例では、ピボットテーブルにセットを追加します。

注:

サンプルを実行するには、キューブと既存のピボットテーブルへの接続が必要です。

Sub UseAddSet() 
 
 Dim pvtOne As PivotTable 
 Dim strAdd As String 
 Dim strFormula As String 
 Dim cbfOne As CubeField 
 
 Set pvtOne = ActiveSheet.PivotTables(1) 
 
 strAdd = "[MySet]" 
 strFormula = "'{[Product].[All Products].[Food].children}'" 
 
 ' Establish connection with data source if necessary. 
 If Not pvtOne.PivotCache.IsConnected Then pvtOne.PivotCache.MakeConnection 
 
 ' Add a calculated member titled "[MySet]" 
 pvtOne.CalculatedMembers.Add Name:=strAdd, _ 
 Formula:=strFormula, Type:=xlCalculatedSet 
 
 ' Add a set to the CubeField object. 
 Set cbfOne = pvtOne.CubeFields.AddSet(Name:="[MySet]", _ 
 Caption:="My Set") 
 
End Sub

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