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ProtectedViewWindow オブジェクト (Excel)

[保護されたビュー] ウィンドウを表します。

注釈

保護されたビュー ウィンドウは、安全でない可能性のある場所からブックを表示するために使用されます。 安全でない場所の定義は、次のとおりです。

  • インターネットから開かれたファイル。
  • Outlook から開かれた添付ファイル。
  • ファイル制限機能のポリシーによってブロックされたファイル。
  • Office ファイルの検証に失敗したファイル。
  • [開く] ダイアログ ボックスで、[開く] ボタンの [保護されたビューで開く] コマンドを使用して、[保護されたビュー] で明示的に開かれたファイル。

[保護されたビュー] ウィンドウに表示されるブックは編集できず、マクロやデータ接続などのアクティブなコンテンツの実行Visual Basic for Applications制限されます。 [ 保護されたビュー] ウィンドウの詳細については、「 保護されたビューとは」を参照してください。

ProtectedViewWindows コレクションから 1 つの ProtectedViewWindow オブジェクトを返すには、ProtectedViewWindows (index) を使用します。index は開くウィンドウのインデックス番号です。

Application オブジェクトの ActiveProtectedViewWindow プロパティを使用して、アクティブな保護ビュー ウィンドウを表す ProtectedViewWindow オブジェクトにアクセスすることもできます。

ProtectedViewWindow オブジェクトにアクセスしたら、Workbook プロパティを使用して、[保護されたビュー] ウィンドウで開いているブック ファイルを表す Workbook オブジェクトにアクセスします。 保護ビュー ウィンドウは悪意のある可能性のあるコードからユーザーを保護するように設計されているため、ProtectedViewWindow オブジェクトによって返される Workbook オブジェクトを使用して実行できる操作は制限されます。 許可されていない操作を行うと、エラーが返されます。

次のコード例では、最初の [保護されたビュー] ウィンドウで開かれたブックを表す Workbook オブジェクトにアクセスします。

Dim wbProtected As Workbook 
 
If Application.ProtectedViewWindows.Count > 0 Then 
    Set wbProtected = Application.ProtectedViewWindows(1).Workbook 
End If 

メソッド

プロパティ

関連項目

サポートとフィードバック

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