次の方法で共有


Worksheet.BeforeRightClick イベント (Excel)

既定の右クリックの操作の前に、ワークシートを右クリックしたときに発生します。

構文

BeforeRightClick (ターゲットキャンセル)

Worksheet オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Target 必須 Range 右クリックしたとき、マウス ポインターに最も近いセルが渡されます。
Cancel 必須 Boolean イベントが発生すると、 False が渡されます。 イベント プロシージャでこの引数を True に設定すると、プロシージャが終了しても既定の右クリックの操作は実行されません。

注釈

他のワークシート イベントと同様に、ポインターが図形またはコマンド バー (ツールバーまたはメニュー バー) の上にある場合、右クリックしてもこのイベントは発生しません。

次の使用例は、セル範囲 B1:B10 のショートカット メニューに対し、新しいメニュー項目を追加します。

Private Sub Worksheet_BeforeRightClick(ByVal Target As Range, _ 
 Cancel As Boolean) 
 Dim icbc As Object 
 For Each icbc In Application.CommandBars("cell").Controls 
 If icbc.Tag = "brccm" Then icbc.Delete 
 Next icbc 
 If Not Application.Intersect(Target, Range("b1:b10")) _ 
 Is Nothing Then 
 With Application.CommandBars("cell").Controls _ 
 .Add(Type:=msoControlButton, before:=6, _ 
 temporary:=True) 
 .Caption = "New Context Menu Item" 
 .OnAction = "MyMacro" 
 .Tag = "brccm" 
 End With 
 End If 
End Sub

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。