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m3x2 - vs

3 要素ベクトルと 3x2 行列の積を計算します。

構文

m3x2 dst, src0, src1

この場合

  • dst はデスティネーション レジスタです。結果は 2 要素ベクトルになります。
  • src0 は 3 要素ベクトルを表すソース レジスタです。
  • src1 は 3x2 行列を表すソース レジスタです。これは、連続する 2 つのレジスタの最初のレジスタに相当します。

解説 

頂点シェーダーのバージョン 1_1 2_0 2_x 2_sw 3_0 3_sw
m3x2 x x x x x x

デスティネーション レジスタには xy マスクが必要です。正負の反転およびスィズルの修飾子は、src0 には使用できますが、src1 には使用できません。

次の方程式は、この命令の処理方法を示しています。

dest.x = (src0.x * src1.x) + (src0.x * src1.y) + (src0.x * src1.z);
dest.y = (src0.x * src2.x) + (src0.y * src2.y) + (src0.z * src2.z);

入力ベクトルはレジスタ src0 にあります。次の展開に示すように、入力の 3x2 行列は、レジスタ src1 と、同じレジスタ ファイル内のそれに続く上位レジスタにあります。2D の結果が生成され、デスティネーション レジスターの他の要素 (dest.z と dest.w) は変更されずにそのまま残ります。

この処理は一般に、2D トランスフォームに使用されます。この命令は、次に示すように 1 対の内積として実装されます。

m3x2   r0.xy, r1, c0   which will be expanded to:

dp3   r0.x, r1, c0
dp3   r0.y, r1, c1

スィズルおよび正負の反転の修飾子は、src1 レジスタに対しては無効です。dest と src0 レジスタ、またはいずれかの src1+i レジスタを同じにすることはできません。