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D3D11_SO_DECLARATION_ENTRY

出力スロットにある頂点バッファー内の頂点要素の記述です。

typedef struct D3D11_SO_DECLARATION_ENTRY {
    UINT Stream;
    LPCSTR SemanticName;
    UINT SemanticIndex;
    BYTE StartComponent;
    BYTE ComponentCount;
    BYTE OutputSlot;
} D3D11_SO_DECLARATION_ENTRY;

メンバ

  • Stream
    0 から始まるストリーム番号です。
  • SemanticName
    出力要素の種類です。指定可能な値は、"POSITION"、"NORMAL"、または "TEXCOORD0" です。SemanticName が NULL の場合、ComponentCount には 5 以上の値を設定でき、ストリーム出力の中でデータが書き込まれていないギャップとしてそのエントリーを記述できます。
  • SemanticIndex
    出力要素のゼロから始まるインデックスです。たとえば、それぞれの頂点に複数のテクスチャー座標が保存されている場合などに使用します。
  • StartComponent
    書き込みを開始するエントリの構成要素を指定します。有効な値は 0 ~ 3 です。たとえば、位置の y 要素および z 要素のみに出力する場合は、StartComponent を 1、ComponentCount を 2 に設定します。
  • ComponentCount
    書き込み先となるエントリの構成要素の数です。有効な値は 1 ~ 4 です。たとえば、位置の y 要素および z 要素のみに出力する場合は、StartComponent を 1、ComponentCount を 2 に設定します。SemanticName が NULL の場合、ComponentCount には 5 以上の値を設定でき、ストリーム出力の中でデータが書き込まれていないギャップとしてそのエントリーを記述できます。
  • OutputSlot
    パイプラインにバインドする関連のストリーム出力バッファーです (ID3D11DeviceContext::SOSetTargets を参照してください)。OutputSlot の有効範囲は 0 ~ 3 です。

要件

ヘッダー: D3D11.h 宣言

ライブラリ: D3D11.lib 内容

関連項目

コア構造体