CreateDXGIFactory1
ビデオ グラフィックの設定の列挙や指定に使用されるオブジェクトを生成する DXGI 1.1 ファクトリを作成します。
HRESULT
CreateDXGIFactory1(
REFIID riid,
void **ppFactory
);
パラメータ
- riid
ppFactory パラメーターによって参照される、IDXGIFactory1 オブジェクトのグローバル一意識別子 (GUID) です。 - ppFactory
IDXGIFactory1 オブジェクトへのポインターのアドレス。
戻り値
成功した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、DXGI_ERRORのいずれかを返します。
解説
DXGI ファクトリは、アダプターの列挙、スワップ チェーンの作成、および全画面表示モードとの間の切り替えに使用される Alt + Enter キー シーケンスとのウィンドウの関連付けを行うオブジェクトを生成するために使用します。DXGI 1.1 ファクトリでは、ターミナル サーバー セッションを使用してサーバーからクライアントにレンダリングすることを可能にするオブジェクトも生成されます。
このエントリ ポイントは、Windows Vista および Windows Server 2008 に付属の DXGI 1.0 ではサポートされていません。Windows 7、Windows Server 2008 R2、および Windows Vista の更新プラグラム (KB971644) で利用できる DXGI 1.1 サポートが必要です。
例
DXGI 1.1 ファクトリの作成
次のコード例は、DXGI 1.1 ファクトリを作成する方法を示しています。次の例では、__uuidof() 組み込み関数を使用して IDXGIFactory1 インターフェイスの REFIID または GUID を取得します。IDXGIFactory1 * pFactory; HRESULT hr = CreateDXGIFactory1(__uuidof(IDXGIFactory1), (void**)(&pFactory) );
要件
ヘッダー: DXGI.h 宣言
ライブラリ: DXGI.lib 内容