MSDN マガジン April 2010

MSDN マガジン April 2010

よりよいコーディング:Visual Studio 2010 を使ったよりよいコーディング

Visual Studio 2010 では、並列プログラミングのサポート向上を目的とした IDE の機能強化を始めとして、要求が厳しく、絶えず変化する今日の開発環境のニーズを満たす新機能が数多く盛り込まれています。このような新機能の中から重要性の高い機能の概要と、こうした機能の使い方に関する実践的なアドバイスを Doug Turnure が紹介します。

Visual Basic:Visual Basic 2010 の新機能

マイクロソフトの Visual Basic チームのプログラム マネージャーが直接、Visual Basic 10 の新機能を紹介します。開発者がより少ないコード行でより多くの作業を実行でき、時間短縮につながる機能について、Jonathan Aneja が例を挙げて説明します。

IntelliTrace:IntelliTrace によるアプリケーションのデバッグ

Visual Studio 2010 Ultimate に含まれる IntelliTrace 機能の使用方法を Justin Marks が取り上げます。IntelliTrace 機能は、新しく強力な開発者向けデバッグ ツールで、設定を調整して、アプリケーションの完全な実行履歴を収集できるため、情報をより詳しく掘り下げ、バグをすばやく見つけることができます。

F# の基礎:関数型プログラミングの .NET 開発者向け概要

F# は、わかりやすい構文、強力なマルチスレッド機能、他の Microsoft .NET Framework 言語との流動性のある相互運用性など、魅力的な特徴を備えています。今回の記事では、関数型プログラミングの考え方を紹介し、この考え方が F# にどのように取り入れられているかについて説明します。

Visual C++:Visual Studio 2010 での C++ と MFC の新機能の詳細

Visual Studio 2010 は、新しい C++0x 機能、MSBuild の統合、MFC アプリケーション ウィザードの復活など、C++ の開発者に大きなメリットをもたらします。今回は、このような Visual C++ の新機能について紹介します。

Windows Azure:Visual Studio 2010 での Windows Azure アプリケーションの開発と配置

Visual Studio 2010 と Visual Web Developer 2010 Express では、Windows Azure アプリケーションの構築が直接サポートされます。Windows Azure のアプリケーション開発ライフサイクル全体における Visual Studio 2010 の使用法について説明します。

Visual Studio:Visual Studio 2010 での Entity Framework 4.0 と WCF Data Services 4.0

Web ログ アプリケーションをサンプルとして取り上げ、新たに機能強化された Entity Framework と WCF Data Services を組み合わせると、Visual Studio 2010 でのデータのモデル化、データの利用、およびデータの作成がいかにシンプルになるかを Elisa Flasko が説明します。

Columns

実践的なユーザビリティ:収束の 10 年間

デバイスが 1 点に収束していくにつれて、ユーザー エクスペリエンスのデザイン ニーズも変化していきます。

編集者のメモ:Scott Guthrie と Visual Studio 2010 (英語)

開発者が将来目を向けなければならないことについて、Visual Studio 2010 の責任者がお話します。

Cutting Edge:ASP.NET の非同期ページについての再考

既存の Web アプリケーションをスケール アップする必要があれば、まず、非同期操作に目を向けてください。ASP.NET MVC 2 に含まれる非同期操作を容易にする新機能について、Dino Esposito が説明します。

UI 最前線:計算不要の射影変換

テキストをテーパー変形する方法、パネルを切り替える方法、カレンダーをアニメーションで動かす方法などを、複雑な算術計算を行わずに実現する方法を説明しながら、これらを可能にする Silverlight 3 の新しい Projection UIElement プロパティによる擬似 3D 機能について Charles Petzold が深く掘り下げます。

ちょっとひと言:レベルの低下を賞賛する

エンド ユーザーが楽になることは、「レベルの低下」ではなく「スマートなデザイン」です。