主な用語と概念 (SharePoint 統合)
このトピックでは、SQL Server の製品ドキュメントで使用される SharePoint 統合関連の用語と概念について説明します。この情報は、SQL Server ユーザーが SharePoint 製品およびテクノロジを初めて使用する場合に役立ちます。
アプリケーション サーバー
ファームにリソースを提供する SharePoint サーバー。アプリケーション サーバー上で実行されるアプリケーションには、Search Server、Access Database Services、Business Data Connectivity Services、Excel Calculation Services、SQL Server PowerPivot for SharePoint などがあります。SharePoint サーバーをアプリケーション サーバーにするには、Microsoft SharePoint Foundation Web アプリケーション サービスを無効にします。これにより、Web フロントエンドとしてではなくアプリケーション サーバーとして機能するようになり、サービス アプリケーションを追加できるようになります。構成データベース
ファーム構成設定を格納する SQL Server リレーショナル データベース。コンテンツ データベース
サイト コレクションのユーザー ドキュメントと項目を格納する SQL Server リレーショナル データベース。ファーム
同じ構成データベースを共有する 1 つまたは複数の SharePoint サーバー。SharePoint ファームには、中央の構成、Web アプリケーション、サービス、およびコンテンツがあります。Web アプリケーションは、Web フロントエンド サーバーでアプリケーション層を提供します。サービスは、ファームおよびそのアプリケーションにリソースまたは共有機能を提供します。ファーム内、および特定の SharePoint Web アプリケーションでは、使用可能なサービスを選択できます。サービス アプリケーション
サービス アプリケーションは、ファーム内のサイト間で共有されるファーム レベルのリソースです。Search Server、Access Database Services、Business Data Connectivity Services、Excel Calculation Services などがあります。サービス アプリケーション データベース
サービス アプリケーションで作成および使用される内部データを格納する SQL Server リレーショナル データベース。サーバー上のサービス
物理サーバーで実行されるサービスには、サービス アプリケーションが関連付けられる場合があります。サービス (Excel Calculation Service、Secure Store Service、PowerPivot System サービスなど) はアプリケーション サーバーで実行されますが、その構成やアクセスについては、サービスに対して作成したサービス アプリケーションを通じて行われます。SharePoint Web アプリケーション
1 つのアクセス ポイントと共通の構成をアプリケーション レベルで共有するサイトのコレクション。ユーザー ID、サービス接続と可用性、および一般的な設定の認証に使用する認証サブシステムを含みます。サイト コレクション
サイトの多階層グループ。各 SharePoint Web アプリケーションに 1 つのルート サイト コレクションがあります。ただし、ファーム管理者はルートの下および他のコレクション内の他のサイトの下にサイト コレクションを追加することができます。Web フロントエンド サーバー (WFE)
Web アプリケーションのホスティング専用の SharePoint サーバー。Microsoft SharePoint Foundation Web アプリケーション サービスを通じてサポートされます。WFE サーバーは、ファームで共有されるアプリケーションとサービスをホストするコンピューターとは別に、物理的な 1 台のコンピューター上に存在する場合があります。