配置でのユーザー インターフェイスの管理

更新 : 2007 年 11 月

ユーザー インターフェイス エディタを使用すると、ターゲット コンピュータ上でインストール時に表示される、定義済みダイアログ ボックスのプロパティを指定および設定できます。

ユーザー インターフェイス エディタは、[インストール] および [Admin] という 2 つのセクションから成るツリー コントロールです。[インストール] セクションには、エンド ユーザーがインストーラを実行するときに表示されるダイアログ ボックスが含まれており、[Admin] セクションには、システム管理者がネットワーク位置にインストーラをアップロードするときに表示されるダイアログ ボックスが含まれています。

既定のダイアログ ボックスのセットがエディタに表示されます。選択したダイアログ ボックスを再整列したり削除したりできます。既定ダイアログ ボックス セットの内容は、配置プロジェクトの種類に応じて異なります。

既定のダイアログ ボックスは、次の 3 種類に分けることができます。

  • [開始] ダイアログ ボックスは、インストールが始まる前に表示されます。通常、顧客情報の取得や、インストール先ディレクトリの変更に使用されます。

  • [プログレス] ダイアログ ボックスは、インストールの進行状況のフィードバックを提供するために表示されます。

  • [終了] ダイアログ ボックスは、インストールが正常終了すると表示されます。通常、インストールの終了をユーザーに通知したり、ユーザーにアプリケーションを開始させたりするときに使用されます。

ecaca8zb.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

Visual Studio のセットアップ プロジェクトと配置プロジェクトでは、カスタム ダイアログ ボックスなど、独自に作成したユーザー インターフェイス要素はサポートされません。「インストール ダイアログ ボックスの制限事項」も参照してください。

ダイアログ ボックスは、マウスでドラッグするか、または [編集] メニューの [切り取り] コマンドおよび [貼り付け] コマンドを使用して、カテゴリ ノード間を移動できます。

ecaca8zb.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

ユーザー インターフェイスを表示させない場合は、ユーザー インターフェイス エディタからすべてのダイアログ ボックスを削除します。

このセクションの内容

関連するセクション

  • ユーザー インターフェイス エディタのプロパティ
    ユーザー インターフェイス エディタで使用できるプロパティについて説明します。

  • 方法 : 配置エディタを起動する
    配置エディタの起動方法を説明します。

  • 配置でのファイルのインストール管理
    ファイル システム エディタについて説明します。このエディタを使用すると、プロジェクト出力、ファイル、および他の項目を配置プロジェクトに追加したり、ターゲット コンピュータ上のインストール位置を指定したりできます。

  • 配置でのレジストリ設定管理
    レジストリ エディタについて説明します。このエディタを使用すると、ターゲット コンピュータのレジストリに追加するレジストリ キーと値を指定できます。

  • 配置でのファイル種類の管理
    ファイルの種類エディタについて説明します。このエディタを使用すると、ターゲット コンピュータ上でファイルの関連付けを確立できます。

  • 配置でのカスタム動作の管理
    カスタム動作エディタについて説明します。このエディタを使用すると、インストールの終了時にターゲット コンピュータで実行する追加の動作を指定できます。

  • 配置での起動条件の管理
    起動条件エディタについて説明します。このエディタを使用すると、インストールを正常に実行するために満たす必要がある条件を指定できます。

  • 配置の新機能
    セットアップと配置に関する新しい機能を説明します。