プロモーション メールを送信する前にダブル オプトインを実行する

Microsoft Corporation

2015 年 5 月

概要

この記事はダブル オプトイン プロセスの入門書で、プロモーション用電子メールのダブル オプトインの益を強調し、Microsoft Dynamics Marketingに実装する方法について説明します。

適用対象

Microsoft Dynamics Marketing 2015 更新プログラム 1 またはそれ以上。

はじめに

販売促進の通信を受信する場合のダブル オプトインは、販売促進の通信の購読者が通信の受信に関心があることを確認していることを意味します。

電子メール マーケティングの用語では、"シングル オプトイン" とは潜在的な取引先担当者がランディング ページで電子メール アドレスを登録することになります。"ダブル オプトイン" がアクティブである場合、取引先担当者は受信トレイに届いた確認リンクをクリックすることによってサブスクリプションを確認する必要があります。

見込顧客取引先担当者は、受信トレイのリンクをクリックしてサブスクリプションを確認した場合にのみ、プロモーションの電子メール通信をその後も受信することになります。

ダブル オプトインのメリット

ダブル オプトインは、マーケティング担当者が高品質なマーケティング リストを求めているときに使用されます。これらの一覧の関係者はプロモーション電子メールをスパムとして報告することがほとんどなく、より高い反応と売上をもたらします。

プロモーション電子メールの受信者は確認リンクをクリックしてサブスクリプションを確認するため、有効かつ意欲的な受信者です。このため、開封率やクリックスルー率の観点から、プロモーション電子メールに対する反応が増加します。

ダブル オプトインでは、プロモーション電子メールは有効かつ意欲的な購読者の受信トレイにのみ送信されます。これにより、マーケティング組織は不正または存在しない電子メール アドレスを除外できます。その結果、電子メールの配信率の統計情報も改善します。

ダブル オプトインでは電子メール購読者が販売促進の通信を受信するかどうかを決定できるため、購読者に対するコントロールが強化されます。このため、ダブル オプトインは一部の国では官庁によって義務付けられていたり、強く推奨されています。ダブル オプトインでは、新しく登録された取引先担当者はプロモーション電子メールを意思を持って受信することになります。取引先担当者によるこの同意は、Microsoft Dynamics Marketing にも記録されます。ダブル オプトイン リンクによりサブスクリプションを登録して確認した取引先担当者の活動は、[ランディング ページ] 管理ページの [取引先担当者] タブでマーケティング担当者が参照することができます。このように、Microsoft Dynamics Marketing のダブル オプトイン機能は電子メール通信のコンプライアンスの維持に役立ちます。

用語の定義

 

用語 定義

ランディング ページ

オプトイン プロセス開始の意思表示として新しい見込顧客取引先担当者が電子メール アドレスを入力する登録ページ。

確認電子メール

電子メールは登録後すぐに登録者に送信され、オプトインを確認するリンクが含まれます。

確認リンク

ダブル オプトインを確立する確認電子メール内にある固有のリンク。

ウェルカム メール

オプトインの登録確認として取引先担当者に送信される電子メール。この電子メールにはプロモーション コンテンツを含めることがあります。

ダブル オプトイン リンク

各購読者に対する固有の確認リンクの送信を取り扱うメカニズムを管理するため、新しい種類の電子メール マーケティング プラグインが作成されました。このプラグインは、確認リンクを電子メールに含めるため、確認電子メールに追加する必要があります。

電子メール受信者のダブル オプトイン プロセス

次の図は、電子メール受信者のダブル オプトイン プロセスを示しています。

Double opt-in process flow in Dynamics Marketing

ランディング ページでの見込顧客取引先担当者の登録

マーケティング組織の新しい見込顧客取引先担当者は登録ページを見つけます。このようなページは多くの場合、提供サービスが説明されている製品またはサービスの Web サイトの一部になります。これらの登録ページでは、登録する見込顧客に対して割引またはバウチャーを約束することが多々あります。登録ページは、見込顧客にホワイトペーパーやパンフレットなどの製品関連資料をオンラインでダウンロードさせる前に表れることもあります。

確認期間

次の図は、ランディング ページの例を示しています。

Example of a landing page in Dynamics Marketing

潜在的な取引先担当者である直樹さんがランディング ページで登録すると、マーケティング組織は取引先担当者の電子メール アドレスを記録します。ただし、マーケティング組織は取引先担当者が確認電子メールを受信するまでマーケティング通信を送信できません。確認電子メールには、取引先担当者がオプトインの確認に使用できるリンクが含まれます。

確認電子メールには通常、一意のリンクが含まれ、取引先担当者の電子メールの受信トレイに送信されます。取引先担当者には、次のようなメッセージが表示されます。

「Contoso からのプロモーション電子メールへのサブスクリプションを確認するには、次のリンクをクリックしてください。」

次の図は、確認電子メールの例を示しています。

Confirmation email in Dynamics Marketing

電子メールにある、「Contoso Inc. のビデオ ライブラリにアクセスするには、ここをクリック」というリンクが、ランディング ページで直樹さんが登録した後に彼に送信された一意の確認リンクです。

ダブル オプトインの確認

取引先担当者が確認リンクをクリックすると、そのクリックは記録されます。リンクは一意なので、これによってダブル オプトインが確認されます。マーケティング組織が取引先担当者の有効な電子メール アドレスを把握し、取引先担当者がプロモーション電子メールを受信する意思があることは確実です。

通常、ダブル オプトイン プロセスは、マーケティング組織が新しい取引先担当者にウェルカム メールを送信することで終了します。この電子メールでは、組織に関する情報を提供し、約束の割引、バウチャー、パンフレット、またはホワイトペーパーを受信する方法についての手順を案内します。

ダブル オプトイン プロセス フローの作成

このセクションでは、Microsoft Dynamics Marketing 内でダブル オプトイン プロセス フローを作成する手順について説明します。

ダブル オプトインの有効化

Microsoft Dynamics Marketing インスタンスの管理者は、サイト会社またはいずれかのクライアント会社のダブル オプトインに関する構成を切り替えることができます。

noteメモ
ダブル オプトインは、これらの会社でそれぞれ独立して有効にすることができます。

サイト会社が送信したマーケティング電子メールをダブル オプトインが完了した取引先担当者に送信する必要がある場合、[会社の設定] ページからこの構成を有効にする必要があります。詳細: ダブル オプトイン システムの設定

同様に、クライアント会社のために送信される通信についてダブル オプトインを有効にする必要がある場合、管理者はクライアント会社の管理ページにアクセスする必要があります。

会社のダブル オプトインが有効になると、ランディング ページで登録する新しい取引先担当者はダブル オプトイン プロセスが完了するまでプロモーション電子メールを受信できなくなります。また、その会社に属する新しいランディング ページでダブル オプトイン プロセスをサポートするように構成する必要があります。

確認電子メールとウェルカム メール

前に説明したように、ダブル オプトイン プロセスは新しい見込顧客取引先担当者がランディング ページにアクセスしたときに開始します。そのため、Microsoft Dynamics Marketing のランディング ページでは、ダブル オプトイン プロセスと関連付けられた確認電子メールとウェルカム メールをサポートするように構成する必要があります。これらの電子メールは、メタデータに特定の変更を加えた電子メール マーケティング メッセージのように作成されます。

確認電子メールでは、確認リンクを送信する必要があります。この電子メールに確認リンクを挿入する方法は、"ダブル オプトイン リンク" プラグイン (後に説明あり) のメカニズムで処理されます。確認電子メールの [指定] フィールドは [ダブル オプトイン] として設定する必要があります。また、確認電子メールにダブル オプトイン プラグインを挿入することも必要です。サブスクリプション センター リンクが含まれている必要はありません。

確認電子メールは、読者が確認リンクに注目できるように情報を詰め込みすぎないようにする必要があります。また、この電子メールにはプロモーション コンテンツを含めるべきではありません。受信者はまだダブル オプトイン プロセスを完了していません。

ウェルカム メールは、プロセスのオプションの要件です。ウェルカム メールは、[指定] フィールドを [商用][再利用可メール] チェック ボックスをオンにして作成できます。ウェルカム メールはプロモーション電子メールであるため、サブスクリプション センター リンクも含める必要があります。

確認メールまたはウェルカム メールをダブル オプトインで使用するには、先に電子メール ページで [アクティブ化] ボタンを使用してアクティブにする必要があります。

ウェルカム メールがランディング ページで指定されていない場合、潜在的な取引先担当者は確認リンクをクリックしても通信を受信しません (取引先担当者はまだオプトイン購読者として登録されています)。

見込顧客がランディング ページを使用して登録すると、送信後に [リダイレクト URL] パラメーターで指定された Web サイトにリダイレクトされます。ランディング ページを構成する間、[リダイレクト URL] フィールドでは、登録者に受信トレイをチェックして確認電子メールを探すよう求める Web ページ (組織の Web サイト上) を指定する必要があります。

ダブル オプトイン プラグイン

このプラグインは、[種類][ダブル オプトイン リンク] と設定して [電子メール マーケティング プラグイン] ビュー ページから作成できます。確認電子メールの本文に挿入すると、プラグイン メカニズムはランディング ページ登録者に対して固有の URL を作成し、クリック (および確認) を追跡します。

見込顧客取引先担当者が確認リンクをクリックすると、取引先担当者は [リダイレクト URL] フィールドで指定された Web ページにリダイレクトされます。通常、このリンクではマーケティング組織の Web サイト、製品ページ、または開催中のプロモーションの専用ページに移動します。この Web ページでは、登録者に謝意を示し、約束のアクション (ウェルカム メール) を行っていることを伝える必要があります。

[確認リンク テキスト] フィールドは、登録者に届く確認電子メール内にある確認リンクのハイパーリンク テキストとして表示されます。このテキストの例を次に示します。

「Contoso ニュースレターを受信する電子メール アドレスを確認するには、ここをクリックしてください。」

次の図は、ダブル オプトイン リンク プラグインの例を示しています。

Double Opt-in link plugin in Dynamics Marketing

オプトインの追跡履歴

潜在的な取引先担当者がランディング ページで登録すると、取引先担当者は [電子メール不可] のチェック ボックスがオンの状態で作成されます。これは、取引先担当者のダブル オプトイン状態を示しています。取引先担当者が電子メールの確認リンクをクリックすると、このチェック ボックスはオフになります。

取引先担当者はサブスクリプション センターを使用してマーケティング広告をオプトアウトすることができ、Microsoft Dynamics Marketing を使用するマーケティング担当者はチェック ボックスを手動で変更できます。これらの変更は、監査形式の Microsoft Dynamics Marketing のユーザーが実行できます。マーケティング取引先担当者のオプトインおよびオプトアウト イベントは、取引先担当者の管理ページの [電子メール オプトイン] タブ内で確認できます。

ランディング ページへの応答、つまり登録した取引先担当者とダブル オプトインを完了した取引先担当者は、ランディング ページの管理ページにある [取引先担当者] タブから追跡することができます。

電子メール マーケティングのクォータの管理

新しい登録者に送信される確認電子メールとウェルカム メールは、組織の電子メール マーケティング クォータから差し引かれます。Microsoft Dynamics Marketing 組織の管理者は、適切なバランスが維持されるようにする必要があります。

 

このトピックについて Microsoft にコメントを送信する
© 2015 Microsoft.All rights reserved.
表示: