Media Source Extensions (MSE)

Internet Explorer 11 では、HTML5 の Media Source Extensions (MSE) を使った MPEG-DASH メディア ストリーミングのサポートが導入されています。 MSE は、プラグインを使わずにメディア ストリームを動的に変更できる video 要素や audio 要素を拡張します。これにより、アダプティブ メディア ストリーミング、ライブ ストリーミング、動画のスプライス、動画編集などの処理ができるようになります。

Microsoft Edge では、MSE のサポートが強化されており、最新の W3C Media Source Extensions 仕様に沿ったものになっています。

重要  Windows 7 の Internet Explorer 11 では、この機能はサポートされていません。
 

MSE を使って、カスタム アダプティブ ストリーミング ソリューションを構築できます。 このようなアダプティブ ストリーミング ソリューションでは、ネットワーク帯域幅や CPU 使用率に基づいて最適なビット レートを探し、最高品質のストリーミング エクスペリエンスを提供します。たとえば、ネットワーク帯域幅が低下した場合、MSE を使って、プログラムによってビデオ ストリームを低いビット レートに切り替えることができます。 これにより、画質は低下しますが、動画の再生は途切れることなく続行されます。

動的な動画のスプライスによって、メディアの再生中に広告を挿入できます。したがって、あらかじめクリップをメディア ファイルに挿入しておく必要はなく、再生中にいつでもメディア ストリームにクリップを挿入できます。

API説明
MediaSource HTML メディア要素にアタッチされたメディア オブジェクト。 MediaSource には、1 つ以上の SourceBuffer オブジェクトによって指定されたメディア データが格納されます。
SourceBuffer メディア データを保持するために使用されるバッファー。
SourceBufferList SourceBuffer オブジェクトのコレクション。
AudioTrack video 要素のオーディオ トラックを表します。
AudioTrackList AudioTrack オブジェクトの一覧を表します。video 要素には、関連付けられている 1 つ以上のオーディオ トラックがある場合があり、audioTracks プロパティは、そのリストを返します。
TextTrack track 要素の、タイミングが設定されたテキスト トラック コンテンツを表すオブジェクト。
TextTrackCue 個々 のキューを表し、キューの状態の変化に反応できるようにデータとイベントにアクセスするためのメソッドとプロパティを提供します。
TextTrackCueList テキスト トラック キューの、動的に更新される一覧を表します。
TextTrackList TextTrack オブジェクトの一覧を表します。TextTrack 要素には、1 つ以上の TextTrack が関連付けられている場合があり、TextTrackList オブジェクトには、その一覧が含まれます。
VideoTrack 複数のトラックを含む、video 要素のビデオ トラックを表します。
VideoTrackList VideoTrack オブジェクトの一覧を表します。
VideoPlaybackQuality 現在再生中のビデオの品質に関する情報を提供します。

 

詳しくは、「簡単な MPEG-DASH ストリーミング プレーヤーの構築」と「MPEG-DASH とストリーミングに関するリファレンスとリソース」をご覧ください。

API リファレンス

MediaSource
SourceBuffer
SourceBufferList
AudioTrack
AudioTrackList
TextTrack
TextTrackCue
TextTrackCueList
TextTrackList
VideoTrack
VideoTrackList
VideoPlaybackQuality

サンプルとチュートリアル

簡単な MPEG-DASH ストリーミング プレーヤーの構築
MPEG-DASH とストリーミングに関するリファレンスとリソース

IEBlog 記事

プロフェッショナル品質のオンライン ビデオ: Internet Explorer 11 でのプラグインなしの高品質なメディア エクスペリエンス

仕様

Media Source Extensions

 

 

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