[データ接続の選択] ダイアログ ボックス (データベース生成ウィザード)

[データ接続の選択] ダイアログ ボックスは、データベース生成ウィザードの一部であり、アプリケーションで使用するデータ ソース、接続オプション、およびデータベースを指定できます。 ウィザードを実行する前に、データベース スキーマが存在する必要はありませんが、データベースは存在する必要があります。 ウィザードがターゲット データベースの列の型をモデルのプロパティの型に基づいて特定し、接続文字列の情報をアプリケーションに追加するには、データベースが存在する必要があります。 ウィザードの終了時に、データベース スキーマの作成に使用できるデータ定義言語 (DDL) が生成されます。 詳細については、「データベース生成ウィザード (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

アプリケーションがデータベースへの接続に使用するデータ接続

接続のドロップダウン リストから既存の接続を選択するか、[新しい接続] をクリックして [接続プロパティ] ダイアログ ボックスを開き、データベースへの新しい接続を作成します。

SQL Server 認証を使用してデータベースにログインする場合、接続文字列に機微なデータ (ユーザー名とパスワードなど) を含めるかどうか、またはアプリケーション コードで機微なデータを処理するかどうかを決定する必要があります。 決定した内容に応じて、オプションを選択します。 接続文字列を使用する場合のセキュリティの問題については、「Connection String Security」を参照してください。

エンティティ接続文字列

サーバーおよびデータベース接続の選択に基づいた接続情報が [エンティティ接続文字列] ボックスに表示されます。

App.Config または Web.Config ファイルへのエンティティ接続設定の保存

エンティティ接続設定を (プロジェクトの種類に応じて) App.Config または Web.Config ファイルに保存するには、[エンティティ接続設定の保存] を選択します。 接続の名前を入力するか、あらかじめ入力されている既定の名前を使用します。

接続文字列を構成ファイルに保存すると、データベース接続の変更時のアプリケーションの保守が簡単になります。 データベース接続が変更された場合は、構成ファイル内の接続文字列を編集できます。 したがって、ソース コードを編集してアプリケーションを再コンパイルする必要はありません。

Dd456811.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
情報は、App.Config または Web.Config ファイル内にプレーン テキストとして格納されます。機微な情報への未承認アクセスのリスクを減らすために、データを暗号化できます。

参照

その他のリソース

データベース生成ウィザード (Entity Data Model ツール)
Entity Data Model ウィザード
ADO.NET Entity Data Model ツール