テスト ケース準備レポート
テスト ケース準備レポートは、チームがテスト ケースの定義を開始した後、定義済みおよび実行できる状態のテスト ケースの数を確認するために使用できます。
注意
テスト ケース準備レポートは、チームがテスト ランナーおよび Microsoft テスト マネージャー を使用してアプリケーションをテストしている場合にのみ役立ちます。テスト ケースを定義および使用する方法の詳細については、「テストの作成および管理」を参照してください。
レポートへのアクセス、レポートの更新、またはレポートの管理の方法については、「レポート (アジャイル)」を参照してください。
注意
このレポートを使用するには、チーム プロジェクトを含むチーム プロジェクト コレクションが SQL Server Reporting Services でプロビジョニングされている必要があります。このレポートは、チーム エクスプローラーを開いて、チーム プロジェクト ノードを展開したときに .gif "レポート"){kind=icon}
[レポート] が表示されない場合は使用できません。
このトピックの内容
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このレポートを使用すると、次の事項を確認できます。
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必要なアクセス許可
レポートを表示するには、Reporting Services で閲覧者ロールが割り当てられているグループに割り当てられているか、そのグループに属している必要があります。 詳細については、「チーム プロジェクトへのユーザーの追加」または「アクセス許可の管理」を参照してください。
レポートのデータ
テスト ケース準備レポートには、指定した期間におけるデザイン状態または準備完了状態のテスト ケースの数を示す面グラフが示されます。 このデータを確認することで、チームがどの程度の速度でテスト ケースをデザインし、テスト ケースをテスト用に準備できているかどうかを確認できます。 テスト ケースを作成すると、テスト ケースは自動的にデザイン状態に設定されます。 チームがテスト ケースを確認および承認した後に、チーム メンバーは、その状態を準備完了状態に変更する必要があります。この状態は、テスト ケースの実行準備ができていることを示します。
次の図は、テスト ケース準備レポートの例を示しています。
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レポートに表示されるデータは、データ ウェアハウスから派生します。 このレポートには、指定した領域パスとその他のフィルターに基づいて、指定した時間間隔に各テスト ケースでキャプチャされたデータの概要が示されます。
レポートは、次の方法でフィルター処理できます。
レポートの開始日と終了日を変更します。
領域パス、優先度、および状態を指定して、レポートに反映させるテスト ケースをフィルター処理します。
詳細については、このトピックの「レポートのフィルター処理」を参照してください。
テスト ケースの追跡に必要なアクティビティ
有益で正確なテスト ケース準備レポートを作成するには、チームは次のアクティビティを実行する必要があります。
テスト ケースを定義し、各テスト ケースのイテレーション パスと領域パスを指定します。
各テスト ケースの状態を、進行状況に合わせて [デザイン] から [準備完了]、および [終了] に更新します。
レポートの解釈
テスト ケース準備レポートには、すべてのケースの数が状態によってグループ化されて表示されます。
レポートで確認できる事項
レポートを確認することで、イテレーションごとに、または時間の経過と共に、チームの進行状況を把握できます。 たとえば、次の事項を確認できます。
実行の準備ができているテスト ケースの数。
チームが作成およびレビューする必要があるテスト ケースの数。
すべてのテスト ケースの実行準備が整う時期。
イテレーションの終わりまでにすべてのテスト ケースを準備できるか。
正常なレポート
正常なテスト ケース準備レポートには、次の図のように、テスト ケースがデザインされて準備状完了態に移行し、確実に処理が進行していることが示されます。
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問題のあるレポート
次の図は、問題のあるテスト ケース準備レポートを示しています。このレポートでは、状態が数週間変更されていない期間があります。
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問題のあるテスト ケース準備レポートには、次の問題が 1 つ以上見られます。
実行の準備ができているテスト ケースがない。
すべてのテスト ケースは長期間デザイン状態にあり、いくつかの懸案事項が進行を妨げています。 進行を妨げている原因を調査します。
十分な数のテスト ケースが表示されない。
レポートに定義されているテスト ケースの数は、テストが実装しているユーザー ストーリーの数と同じかそれ以上である必要があります。
レポートのフィルター処理
テスト ケース準備レポートをフィルター処理すると、指定した製品区分、状態、および優先度のテスト ケースのみを表示できます。 使用できるフィルターを次の図に示します。
.png "テスト ケース準備レポートのフィルター")
レポートの時間間隔を変更するには
[イテレーション開始 (日付)] または [イテレーション終了 (日付)] で、予定表アイコンをクリックし、適切な日付をクリックします。
[レポートの表示] をクリックします。
レポートに反映させるテスト ケースをフィルター処理するには
次の操作のいずれか、または両方を実行します。
[区分] ボックスの一覧で、含める各製品区分のチェック ボックスをオンにします。
[状態] ボックスの一覧および [優先度] ボックスの一覧で、含める各状態および優先度のチェック ボックスをオンにします。
[レポートの表示] をクリックします。