IDWriteFontFamily インターフェイス
関連するフォントのファミリを表します。
メンバー
IDWriteFontFamily インターフェイス の継承元は次のとおりです: IDWriteFontList. IDWriteFontFamily は次のメンバーも定義します:
- メソッド
メソッド
IDWriteFontFamily インターフェイス は次の項目を定義します: メソッド.
メソッド | 説明 |
---|---|
GetFamilyNames | ロケール名でインデックス処理された、フォント ファミリのファミリ名を含むローカライズされた文字列のオブジェクトを作成します。 |
GetFirstMatchingFont | 指定されたプロパティに最適なフォントを取得します。 |
GetMatchingFonts | 指定されたプロパティに適している順番でランク付けされた、フォント ファミリ内のフォントの一覧を取得します。 |
解説
フォント ファミリとは、"Times New Roman" などの同じファミリ名を共有しても特性が異なる一連のフォントです。特性の違いには、イタリック体などのスタイルや太字などの幅があります。次の図は、"Times New Roman" フォント ファミリに属しているフォントの例を示しています。
IDWriteFontFamily オブジェクトは、次の例に示すように、IDWriteFontCollection::GetFontFamily メソッドを使用してフォント コレクションから取得できます。GetFontFamily は、UINT32 インデックスを受け取り、そのインデックスにあるフォントのフォント ファミリを返します。
IDWriteFontFamily* pFontFamily = NULL;
// Get the font family.
if (SUCCEEDED(hr))
{
hr = pFontCollection->GetFontFamily(i, &pFontFamily);
}
フォント ファミリ名は、テキスト レイアウト オブジェクトとテキスト形式オブジェクトのフォント ファミリを指定するために使用されます。次のコードに示すように、IDWriteFontFamily::GetFamilyNames メソッドを使用して、IDWriteLocalizedStrings オブジェクトの形式で、IDWriteFontFamily オブジェクトからローカライズ済みのフォント ファミリ名の一覧を取得できます。
IDWriteLocalizedStrings* pFamilyNames = NULL;
// Get a list of localized strings for the family name.
if (SUCCEEDED(hr))
{
hr = pFontFamily->GetFamilyNames(&pFamilyNames);
}
要件
クライアントの最小要件 |
Windows 7, Windows Vista SP2 および Windows Vista 用のプラットフォーム更新プログラム |
サーバーの最小要件 |
Windows Server 2008 R2, Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用のプラットフォーム更新プログラム |
ヘッダー |
Dwrite.h |
ライブラリ |
Dwrite.lib |
DLL |
Dwrite.dll |