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IDWriteTextFormat::SetTextAlignment メソッド

IDWriteTextFormat インターフェイスのレイアウト ボックスの上端および下端を基準として、段落内のテキストの配置を設定します。

構文

virtual HRESULT SetTextAlignment(
    DWRITE_TEXT_ALIGNMENT textAlignment
) = 0;

パラメーター

  • textAlignment
    DWRITE_TEXT_ALIGNMENT 型の段落に設定されているテキストの配置オプション。詳細については、「解説」を参照してください。

戻り値

メソッドは次のいずれかの値を返すことができます。

リターン コード 説明
S_OK

メソッドが成功しました。

E_INVALIDARG

textAlignment 引数が無効です。

 

解説

テキストはレイアウト ボックスの先端、末端、または中央に配置できます。次の図は、配置がそれぞれ DWRITE_TEXT_ALIGNMENT_LEADING、DWRITE_TEXT_ALIGNMENT_CENTER、および DWRITE_TEXT_ALIGNMENT_TRAILING に設定されたテキストを示しています。

 

先端、中央、末端に配置された段落

 

  配置は読み取り方向に依存します。上記の場合、読み取り方向は左から右です。読み取り方向が右から左の場合は、配置が逆になります。

詳細については、「DWRITE_TEXT_ALIGNMENT」を参照してください。

  if (SUCCEEDED(hr))
{
    hr = pTextFormat_->SetTextAlignment(DWRITE_TEXT_ALIGNMENT_CENTER);
}

要件

クライアントの最小要件

Windows 7, Windows Vista SP2 および Windows Vista 用のプラットフォーム更新プログラム

サーバーの最小要件

Windows Server 2008 R2, Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用のプラットフォーム更新プログラム

ヘッダー

Dwrite.h

ライブラリ

Dwrite.lib

DLL

Dwrite.dll

参照

IDWriteTextFormat