データベース配置時の参照データのテーブルへの追加

データベース プロジェクトの配置後スクリプトにステートメントを追加することにより、1 つ以上のテーブルに参照データを挿入できます。 データをテーブルに挿入する前に、それに既にデータが格納されているかどうかをテストできます。 テーブルが空でない場合、既存のデータを消去するか、配置する前にデータベースを常に再作成するように指定する必要があります。 次のようなステートメントを配置後スクリプトに追加できます。

IF (EXISTS(SELECT * FROM [dbo].[MyReferenceTable]))
BEGIN
    DELETE FROM [dbo].[MyReferenceTable]
END

一般的なタスク

次の表に、このシナリオをサポートする一般的なタスクの説明と、それらのタスクを正常に完了する方法の詳細へのリンクを示します。

一般的なタスク

関連する参照先

配置後スクリプトを作成または更新する: データベース プロジェクトの配置後スクリプトを変更し、1 つ以上のテーブルにデータを挿入できます。 配置後スクリプトを変更してデータを追加する代わりに、別のスクリプトを作成し、それを配置後スクリプトの一部として含めることもできます。

データベース プロジェクトをビルドおよび配置する: 変更をテストできるように、データベース プロジェクトをビルドして分離開発環境に配置する必要があります。

チェックインする前に変更をテストする: 変更したデータベースまたはサーバーに対して既存の単体テストを実行して、その変更によりアプリケーションの動作が損なわれていないことを検証できます。 新しい動作または変更した動作を検証するために単体テストを作成することもできます。 新しい単体テストまたは変更した単体テストをサポートするために、データ生成計画の変更が必要な場合があります。 テスト サーバー、ステージング サーバー、または運用サーバーのデータで分離開発用データベースを更新する必要があることもあります。

変更をチェックインする: 配置後スクリプトに対する変更をテストしたら、その変更をバージョン コントロールにチェックインして、チームで共有できるようにします。 変更をチェックインするときには、関連するすべての作業項目の解決も実施する必要があります。

問題をトラブルシューティングする: データベース単体テスト、データベース プロジェクト、ビルドの作成、および配置に関する一般的な問題をトラブルシューティングする方法の詳細について学習できます。

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