Microsoft eMbedded Visual Tools データシート

Microsoft eMbedded Visual Basic 3.0

特徴

Microsoft eMbedded Visual Basic® 3.0 統合開発環境 (IDE - integrated development environment) は、Windows CE をベースとする次世代の通信、エンターテインメント、情報アクセス デバイス向けのアプリケーションを最も効率的に作成する手段となります。 包括的で、迅速なアプリケーション開発環境により、従来の Visual Basic® プログラミング ツールや手法を使って、広範囲にわたるデバイス用の Windows CE アプリケーションが短期間で作成、デバッグ、展開できるようになります。

このほかにも、次のような機能を備えています。 Windows CE 開発向けに設計されたスタンドアロン型 IDE を使って Windows CE アプリケーションを構築することにより、従来から慣れ親しんでいる開発環境が利用できます。 ワークステーションにインストールしてあるプラットフォーム SDK 用の Windows CE 専用のドキュメンテーションにアクセスすることができます。 ActiveX Data Objects for Windows CE を介したデータ アクセス機能だけではなく、Windows CE オペレーティング システム サービスとの密接な統合により、エンタープライズ ソリューションを開発することができます。

eMbedded Visual Basic Form Designer を使って、コントロールをフォームにドラッグ アンド ドロップするだけで、アプリケーションが短時間で設計できます。 オンザフライによる構文およびエラーチェック、パラメータ情報などを提供するeMbedded Visual Basic の IntelliSense® テクノロジーにより生産性が向上します。 統合されたデバッガを使って、高品質で強力なソフトウェアを開発し、リモート デバイスあるいはエミュレータ上で実行するアプリケーションを eMbedded Visual Basic IDE 内部でローカルにデバッグすることが可能です。

次世代のオペレーティング システムを目指して、有利な立場を確保し、おそらく 「キラーアプリケーション」 を構築することが可能になるでしょう。 コンピュータ ユーザーの新しいグループ全体を取り込むために開発オプションの範囲を拡大したり、コンピュータを敬遠している人たちに、インターネットのブラウジングや、タスク特有のビジネス プロセス、あるいはエンターテインメント プログラムなどのアプリケーションを運用する Windows CE のシンプルさを体験してもらうことができます。 リモートデータストアにアクセスし、ネットワーク接続されたサーバーと対話できるモバイル性の高いアプリケーションが構築できます。

アプリケーション開発者の生産性アップ

  • 従来の Windows 開発で使用されていたのと同じようなスタンドアロンの開発環境で Windows CE ソリューションを作成するので、これまで身に付けた知識や実習内容が活用できます。
  • IntelliSense テクノロジーによりプログラマの生産性が向上し、プログラミング中に、ステートメントの完成、パラメータ情報、構文エラーのチェックなどの支援が得られます。
  • Windows CE 固有のコンポーネントを Toolbox から Form Designer にドラッグ アンド ドロップするだけで、Windows CE アプリケーションが簡単に作成できます。

開発作業を簡素化し、デバッグ機能を統合

  • コンパイル後、モバイル デバイス上の IDE またはエミュレータから、アプリケーションを Platform Manager に自動的にコピーさせ起動させると、アプリケーションのテスト時間と実行時間が短縮します。
  • 統合デバッガーを使ってバグフィックスを高速で実行します。このデバッガーは Windows CE デバイス上あるいはエミュレータ内部で実行中のアプリケーションのエラーを除去するのに役立ちます。
  • アプリケーション実行の詳細が得られるように設計された補助ツールを各種用意し、Windows CE 開発ができるだけ広い範囲で管理できるようにしています。
  • 最初に Windows CE デバイス エミュレータ上でアプリケーションをテストするので、高価なハードウェアを購入しなくても済み、PC 環境内部から物理デバイスのルック アンド フィールが得られます。 また、プラグイン式の SDK モデルを使えば、入手可能になったエミュレータを Toolkit に簡単に追加することができます。

Windows CE プラットフォームへの包括的なアクセス

  • TCP/IP のような通信メカニズムをコントロールし、赤外線ポートあるいはシリアルポートを介して、魅力的なモバイルアプリケーションを構築することができます。
  • ツールバーやメニューを Windows CE プラットフォームの単一コントロールに組み込む Windows CE 固有のグラフィカル要素である CommandBar や MenuBar コントロール使いながら、グラフィックスによるアプリケーション作成を行います。
  • Windows CE ベースのデバイス用に再利用可能なソリューションの開発には、世界で最も人気のある強力なコンポーネント モデルである COM が活用できます。
  • Windows CE プラットフォーム用に作成された既存の ActiveX コントロールを再利用すると、開発作業の能率が最大になります。

最新の Windows CE デバイスを対象とした製品

  • 最大限のモバイル性を備え、保守と管理は最小限で済むような Handheld PC Pro、Palm-size PC, および Pocket PC Windows CE デバイスを目指したソリューションが 構築できます。
  • 最新の Windows CE プラットフォーム用のソフトウェア開発キット (SDK) をプラグインするだけで、最大のフレキシビリティが得られ、eMbedded Visual Basic の機能が拡大します。

高速かつフレキシブルなデータ アクセス

  • デスクトップ コンピュータやワークステーション コンピュータに内蔵されている強力な ADO データ アクセス メカニズムを用いて、高性能データに通じたソリューションが作成できます。
  • Windows CE Services では、 リモート データ ソースと接続された時点で自動的に同期化される Microsoft Access や Microsoft SQL Server などあらゆるデータ ストアのデータベース テーブルのローカル コピーが保持されます。

システムの必要条件

Microsoft eMbedded Visual Tools バージョン 3.0 を使用する上での条件は、下記のとおりです。

  • Pentium クラスのプロセッサ搭載のデスクトップ コンピュータ Pentium 150-MHz 以上のプロセッサを推奨。
  • Microsoft Windows® 2000 Professional; SP5, Internet Explorer 5.01 および MDAC 2.1 搭載の Microsoft Windows NT® Workstation 4.0; または Microsoft Windows® 98 Second Edition. 開発環境のデバッグ ホストとしては、Microsoft Windows® 2000 Professional または Microsoft Windows NT Workstation 4.0 を推奨。 eMbedded Visual Tools は Windows 98 にインストールすることができ、ここからユーザー独自のアプリケーションを作成することができます。 ただし、 Windows 98 ではエミュレーションは機能しないので、Windows 2000 または Windows NT をホスト マシンとしてお使いください。
  • Windows 98 Second Edition の場合のメモリ容量は 24 MB (推奨値は 48 MB) Windows NT Workstation 4.0 または Windows 2000 の場合のメモリ容量は 32 MB (推奨値は 48 MB)
  • マルチメディア PC 仕様と互換性がある CD-ROM ドライブ
  • VGA または高解像度モニタ Super VGA モニタを推奨
  • マウスまたは互換性のあるポインティング デバイス
  • 十分な空きスペースのあるハードディスク

最小インストレーション (eMbedded Visual Basic+SDK x 1): 360 MB.

フルインスレーション (eMbedded Visual Basic, eMbedded Visual C++® + SDK x 3): 720 MB.

Microsoft eMbedded Visual C++ バージョン3.0

特徴

Microsoft eMbedded Visual C++ 3.0 は次世代の Windows CE ベースの通信、エンターテインメント、情報アクセスデバイス向けのアプリケーションを最も効率的に作成する手段となります。 このスタンドアロン式統合開発環境 (IDE) はフレキシビリティ、パフォーマンスあるいはコントロールを損ねることなく、Windows CE 開発に新しいレベルの生産性をもたらします。

eMbedded Visual C++ からは次のような機能が得られます。 Windows CE 開発向けに設計されたスタンドアロン型 IDE を使って Windows CE アプリケーションを構築することにより、従来から慣れ親しんでいる開発環境が利用できます。 ワークステーションにインストールしてあるプラットフォーム SDK 用の Windows CE 専用のドキュメンテーションにアクセスすることができます。 Microsoft Foundation Classe および Active Template Library の Windows CE バージョンを利用すると、時間と経費の節約が図れます。 ActiveX Data Objects for Windows CE を介したデータ アクセス機能や、Microsoft Transaction Server 経由のトランザクション処理、そして Windows CE オペレーティング システム サービスとの密接な統合により、エンタープライズ ソリューションを構築することができます。

追加コードを作成しなくても、基盤となるオペレーティング システムの各機能に直接アクセスでき、デバイス ハードウェアやオペレーティング システム サービスのフルコントロールが実現します。 Windows CE オペレーティング システムの各順列のすべての機能にアクセスし、高速かつ機能性に優れた Windows CE アプリケーションを構築できます。 eMbedded Visual C++ 用の Windows CE プラットフォーム SDK が登場したらば、それを使って、最も魅力的な最新の Windows CE デバイスを他社に先駆けてプログラムすることができます。

次世代のオペレーティング システムを目指して、有利な立場を確保し、おそらく 「キラーアプリケーション」 を構築することが可能になるでしょう。 コンピュータ ユーザーの新しいグループ全体を取り込むように開発オプションの範囲を広げ、インターネットのブラウジング、タスク固有のビジネスプロセスあるいはエンターテインメント プログラムのような中心的なアプリケーションを実行する Windows CE のシンプルさを、コンピュータを敬遠する人達に体験してもらうことができます。 リモートデータストアにアクセスし、ネットワーク接続されたサーバーと対話できるモバイル性の高いアプリケーションが構築できます。

アプリケーション開発者の生産性が向上

  • 従来の Windows 開発に使用されていたのと同じような開発環境で、Windows CE ソリューションを作成するので、これまで身につけた知識や実習内容が活用できます。
  • IntelliSense テクノロジーによりプログラマの生産性が向上し、ステートメントの完成、パラメータ情報、構文エラー チェックなどプログラミング中にアプリケーション開発者を支援します。
  • 再利用可能な ActiveX コンポーネント (eMbedded Visual C++ からでも、また eMbedded Visual Basic Windows CE アプリケーションからでも再利用可) を構築することにより、ソフトウェアが最小限の手間で開発できるようになります。
  • 環境内部でプロジェクト配置情報を迅速に選択・設定し、広範囲にわたる Windows CE デバイスおよびプロセッサをターゲットにします。

簡素化されたデバッグおよび配置

  • コンパイル後、eMbedded Visual Tools にアプリケーションを自動的にコピーさせ、モバイル デバイス上またはエミュレータ上で起動させるので、アプリケーションのテスト時間と実行時間が短縮します。
  • 統合デバッガーを使ってバグフィックスを高速で実行します。このデバッガーは Windows CE デバイス上あるいはエミュレータ内部で実行中のアプリケーションのエラーを除去するのに役立ちます。
  • アプリケーション実行の詳細が得られるように設計された補助ツールを各種用意し、Windows CE 開発ができるだけ広い範囲で管理できるようにしています。
  • 最初に Windows CE デバイス エミュレータ上でアプリケーションをテストするので、高価なハードウェアを購入しなくても済み、PC 環境内部から物理デバイスのルック アンド フィールが得られます。 また、プラグイン式の SDK モデルの場合、新しいエミュレータが登場したときには、それを Toolkit に簡単に追加することができます。

Windows CE プラットフォームへの包括的なアクセス

  • TCP/IP のような通信メカニズムをコントロールし、赤外線ポートあるいはシリアルポートを介して、魅力的なモバイルアプリケーションを構築することができます。
  • Windows CE ベースのデバイス用に再利用可能なソリューションの開発には、世界で最も人気のある強力なコンポーネント モデルである COM が活用できます。
  • Windows CE プラットフォーム用に作成された既存の ActiveX コントロールを再利用すると、開発作業の能率が最大になります。
  • eMbedded Visual C++ を使って全 Windows CE デバイス上の API にアクセスするので、Windows CE のフル機能が活用できます。
  • ツールバーやメニューを Windows CE プラットフォームの単一コントロールに組み込む Windows CE 固有のグラフィカル要素である CommandBar や MenuBar コントロール使いながら、グラフィックスによるアプリケーション作成を行います。
  • アプリケーションをテストし、実行できるように、接続されている Windows CE デバイスを Platform Manager が自動的に設定します。
  • Windows CE バージョンの Active Template Library を使ってコンパクトで効率的な COM サーバーが構築できます。
  • 高い評価を受けているアプリケーション フレームワークである MFC for Windows CE を使って、DOC/View アーキテクチャ採用のアプリケーションなど Windows CE デバイスを対象としたソリューションが構築できます。

最新の Windows CE デバイスを対象とした製品

  • 最大限のモバイル性を備え、保守と管理は最小限で済むような Handheld PC Pro、Palm-size PC, および Pocket PC Windows CE デバイスを目指したソリューションが 構築できます。
  • Palm-size PC 用に強力なデータ検索および解析アプリケーションが作成できます。
  • 最新の Windows CE プラットフォーム用のソフトウェア開発キット (SDK) をプラグインするだけで、最大のフレキシビリティが得られ、eMbedded Visual Basic の機能が拡大します。

高速かつフレキシブルなデータ アクセス

  • デスクトップ コンピュータやワークステーション コンピュータに内蔵されている強力な ADO データ アクセス メカニズムを用いて、高性能データに通じたソリューションが作成できます。
  • Windows CE Services では、 リモート データ ソースと接続された時点で自動的に同期化される Microsoft Access や Microsoft SQL Server などあらゆるデータ ストアのデータベース テーブルのローカル コピーが保持されます。

システムの必要条件

Microsoft eMbedded Visual Tools バージョン 3.0 を使用する上での条件は、下記のとおりです。

  • Pentium クラスのプロセッサ搭載のデスクトップ コンピュータ Pentium 150-MHz 以上のプロセッサを推奨。
  • Microsoft Windows® 2000 Professional; SP5, Internet Explorer 5.01 および MDAC 2.1 搭載の Microsoft Windows NT® Workstation 4.0; または Microsoft Windows® 98 Second Edition. 開発環境のデバッグ ホストとしては、Microsoft Windows® 2000 Professional または Microsoft Windows NT Workstation 4.0 を推奨。 eMbedded Visual Tools は Windows 98 にインストールすることができ、ここからユーザー独自のアプリケーションを作成することができます。 ただし、 Windows 98 ではエミュレーションは機能しないので、Windows 2000 または Windows NT をホスト マシンとしてお使いください。
  • Windows 98 Second Edition の場合は 24 MB 以上のメモリ (推奨値は 48 MB) Windows NT Workstation 4.0 または Windows 2000 の場合は 32 MB 以上のメモリ (推奨値は 48 MB)
  • マルチメディア PC 仕様と互換性がある CD-ROM ドライブ
  • VGA または高解像度モニタ Super VGA モニタを推奨
  • マウスまたは互換性のあるポインティング デバイス
  • 十分な空きスペースのあるハードディスク

最小インストレーション (eMbedded Visual C++ +SDK x 1): 360 MB.

フルインスレーション (eMbedded Visual Basic, eMbedded Visual C++ + SDK x 3): 720 MB.

ソフトウェアのダウンロード

本ソフトウェアは、ダウンロード センターの eMbedded Visual Tools 3.0 (日本語版) をご利用ください。

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