方法 : 2 つの DataRepeater コントロールを使用してマスタ/詳細形式のフォームを作成する (Visual Studio)

更新 : 2008 年 7 月

2 つ以上の DataRepeater コントロールを使用して、関連データを表示するマスター/詳細形式のフォームを作成できます。たとえば、1 番目の DataRepeater に顧客の一覧を表示し、ユーザーが顧客を選択したときにその顧客の注文の一覧を 2 番目の DataRepeater に表示する場合などです。

[データ ソース] ウィンドウから、同じマスター テーブル ノードを共有する詳細項目を DataRepeater コントロールにドラッグして、関連データを表示できます。たとえば、データ ソースに Customers テーブルとそれに関連する Orders テーブルがある場合、両方のテーブルがツリー ビューの最上位ノードとして [データ ソース] ウィンドウに表示されます。Customers ノードを展開して列を表示します。リストの最後の列は、Orders テーブルを表す展開可能なノードになっています。このノードは、顧客に関連する注文を表します。

メモ :
お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

2 つの DataRepeater コントロールで関連データを表示するには

1. ツールボックスの [Visual Basic PowerPacks] タブから 2 つの DataRepeater コントロールをフォームまたはコンテナ コントロールにドラッグします。

2. サイズ変更ハンドルをドラッグして 2 つのコントロールのサイズを変更し、移動ハンドルをドラッグして 2 つのコントロールを並べて配置します。

3. [データ] メニューの [データ ソースの表示] をクリックします。

   メモ :
   [データ ソース] ウィンドウが空の場合は、そのウィンドウにデータ ソースを追加します。詳細については、「データ ソースの概要」を参照してください。

4. [データ ソース] ウィンドウで、マスター テーブルの最上位ノードを選択します。

5. テーブル ノードのドロップダウン リストの [詳細] をクリックして、マスター テーブルのドロップ タイプを [詳細] に変更します。

6. マスター テーブル ノードを 1 番目の DataRepeater コントロールの項目テンプレート領域にドラッグします。

7. マスター テーブル ノードを展開し、関連テーブルの詳細ノードを選択します。

8. テーブル ノードのドロップダウン リストの [詳細] をクリックして、詳細テーブルのドロップ タイプを [詳細] に変更します。

9. このテーブル ノードを選択し、2 番目の DataRepeater コントロールの項目テンプレート領域にドラッグします。

参照

処理手順

方法 : DataRepeater コントロールにバインドされたデータを表示する (Visual Studio)

方法 : 関連するデータを Windows アプリケーションに表示する

方法 : DataRepeater コントロールの外観を変更する (Visual Studio)

DataRepeater コントロールのトラブルシューティング (Visual Studio)

概念

DataRepeater コントロールの概要 (Visual Studio)

参照

DataRepeater

変更履歴