Visual Basic で DirectX を使おう

Hiroyuki Kawanishi (川西 裕幸)
マイクロソフト株式会社
テクニカル エバンジェリスト

June 22, 2000

DirectX 7 では Visual Basic が正式にサポートされました。 DirectX にある 2D グラフィックスの DirectDraw、3D グラフィックスの Direct3D、MIDI コントロールの DirectMusic、サウンドの DirectSound、ネットワークの DirectPlay、入力デバイスコントロールの DirectInput など全てのコンポーネントが、Visual Basic から使えるようになりました。またビデオなどのストリーミングを扱う DirectShow は以前から Visual Basic で扱うことが可能でした。DirectX for Visual Basic はマルチメディア アプリケーションの開発をより身近にします、その用途はゲームだけではなく、Active コンポーネントなども作成できますから、オフィス用途などにも応用できます。

この連載では DirectX for Visual Basic を使った DirectX コンポーネントの例を 5 回にわたって紹介します。この連載へのご意見・ご感想などのフィードバックは directxj@microsoft.com へメールを送信してください。ただし質問に対する個別の返信や回答はできませんので、あらかじめご了承ください。

第 1 回目 Direct3D 保持モード ( 2000 年 4 月 27 日 )

DirectX 7 SDK には、3D グラフィックスを Visual Basic から扱う、しかも初期化を容易にするラッパーがサンプルコードとして用意されています。これを使えば十数行のコーディングで 3D オブジェクトの表示・回転ができます。ここでは Excel データ 3D 表示のカスタム コントロールのサンプルを紹介します。

第 2 回目 DirectShow ( 2000 年 5 月 11 日 )

DirectShow はビデオなどのストリーミングデータを扱う API です。今回は AVI ファイルなどを読み込み、再生するシンプルなアプリケーションを紹介します。シンプルではありますが、サウンドボリュームの変更やカレントポジションの表示など結構細かなことも行っています。

第 3 回目 DirectMusic ( 2000 年 5 月 25 日 )

MIDI を Visual Basic から使う、それは平凡です。PC に標準の音色ではご不満な方に、ここでは DLS (Downloadable Sound) を使ってサウンド エフェクトを実現する方法について説明します。DLS を使えばお好みの音色を使って、サウンドをプレイすることができます。

第 4 回目 DirectPlay ( 2000 年 6 月 8 日)

プロトコルに依存しない方法で、WinSock 等も使わないで、簡単にネットワークでメッセージやデータのやり取りをしたい場合に DirectPlay は有効です。ここではシンプルなチャットのサンプルを紹介します。

第 5 回目 Direct3D 直接モード ( 2000 年 6 月 22 日)

Visual Basic を使って3Dエフェクトを実装します。Direct3D 直接モードを使うと頂点などのデータを直接ハンドリングでき、エフェクトを実現するレンダリング条件も設定できます。ここでは周囲の環境をオブジェクトが反射する環境マッピングに挑戦します。


DirectX for Visual Basic 使用上の注意 : ここで紹介しているサンプルはデフォルトのインストールでは mssdk\samples\Multimedia\VBSamples フォルダの下にあります。ただし DirectShow のサンプルは DXMedia\samples\multimedia\dshow\vb\vbdemo にあります。

DXVB

DirectX for Visual Basic を使用する際は、[プロジェクト]→[参照設定…] で「DirectX 7 for Visual Basic Type Library」をチェックしてください、サンプルでは全てチェックになっています。

オンラインヘルプ使用上の注意 : DirectX 7 SDK のオンラインヘルプには Visual Basic と C++ の両方のコンテツが含まれていて、その表示は切り替えることができますが、デフォルトでは C++ のみの表示になっています。ヘルプ画面左上の 言語の選択 ボタンを押してください、Visual Basic と C++ の切り替えメニューが現れます。ここで Visual Basic を選択すれば後は C++ 関連のコンテンツは表示されなくなります。日本語オンラインヘルプは ここ からダウンロードできます。

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