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ASP.NET 設定スキーマ

ASP.NET 構成セクション スキーマには、ASP.NET Web アプリケーションの動作方法を制御する要素が含まれます。属性に既定値が指定されている場合、その既定値は systemroot\Microsoft.NET\Framework\versionNumber\CONFIG\ にある Machine.config ファイルで設定されています。

<configuration>
   <location>
      <system.web>
         <authentication>
            <forms>
               <credentials>
            <passport>
         <authorization>
            <allow>
            <deny>
         <browserCaps>
            <result>
            <use>
            <filter>
               <case>
         <clientTarget>
            <add>
            <remove>
            <clear>
         <compilation>
            <compilers>
               <compiler>
            <assemblies>
               <add>
               <remove>
               <clear>
         <customErrors>
            <error>
         <globalization>
         <httpHandlers>
            <add>
            <remove>
            <clear>
         <httpModules>
            <add>
            <remove>
            <clear>
         <httpRuntime>
         <identity>
         <machineKey>
         <pages>
         <processModel>
         <securityPolicy>
            <trustLevel>
         <sessionState>
         <trace>
         <trust>
         <webServices>
            <protocols>
               <add>
               <remove>
               <clear>
            <serviceDescriptionFormatExtensionTypes>
               <add>
               <remove>
               <clear>
            <soapExtensionTypes>
               <add>
               <clear>
            <soapExtensionReflectorTypes>
               <add>
               <clear>
            <soapExtensionImporterTypes>
               <add>
               <clear>
            <WsdlHelpGenerator>
         </webServices>
      </system.web>
   </location>
</configuration>

要素 説明
<system.web> ASP.NET 構成セクションのルート要素を指定します。
<assemblies> の <add> 動的リソースのコンパイル時に使用するアセンブリ参照を追加します。
<clientTarget> の <add> 特定の 1 つのユーザー エージェントのエイリアスをユーザー エージェント エイリアスの内部コレクションに追加します。
<httpHandlers> の <add> 動的リソースのコンパイル時に使用するアセンブリへの参照を追加します。
<httpModules> の <add> 動的リソースのコンパイル時に使用するアセンブリへの参照を追加します。
<protocols> の <add> クライアント ブラウザから HTTP 要求で送信されたデータを復号化するために .NET Framework が使用できる伝送プロトコルを追加します。
<serviceDescriptionFormatExtensionTypes> の <add> 構成ファイルのスコープ内で実行されるサービスの説明形式拡張機能を追加します。
<soapExtensionTypes>、<soapExtensionImporterTypes>、および <soapExtensionReflectorTypes> の <add> 構成ファイルのスコープ内ですべての XML Web サービスと共に実行される SOAP 拡張機能を追加します。
<allow> リソースへのアクセスを許可します。
<assemblies> ASP.NET コンパイル処理ディレクティブを指定します。
<authentication> ASP.NET 認証サポートを設定します。
<authorization> ASP.NET 認定サポートを設定します。
<browserCaps> ブラウザ機能コンポーネントの設定値を構成します。
<case> 多数の候補の中から最初に検出された正常な一致を処理した後で、パターン一致を停止できるようにします。
<clear> 親タグに該当する項目へのすべての参照を削除します。
<clientTarget> 特定の複数のユーザー エージェントのエイリアスをユーザー エージェント エイリアスの内部コレクションに追加します。
<compilation> ASP.NET で使用されるすべてのコンパイル設定値を格納します。
<compiler> 新しいコンパイラ オプションを定義します。
<compilers> ASP.NET アプリケーションがサポートするコンパイラを指定します。
<credentials> 構成ファイル内で、名前資格情報およびパスワード資格情報を任意に定義できるようにします。
<customErrors> ASP.NET アプリケーションのカスタム エラー メッセージ、およびエラーが発生したときにブラウザがリダイレクトされる先のページを定義します。
<deny> リソースへのアクセスが拒否されることを指定します。
<error> カスタム エラー ページで処理される 1 つのカスタム エラー条件を定義します。
<filter> 複数の規則を連続して適用できるようにします。
<forms> ASP.NET アプリケーションをカスタム フォーム ベース認証に合わせて設定します。
<globalization> アプリケーションのグローバリゼーション設定値を構成します。
<httpHandlers> 着信した URL 要求を IHttpHandler クラスに割り当てます。
<httpModules> アプリケーション内の HTTP モジュールを追加、削除、またはクリアします。
<httpRuntime> ASP.NET の HTTP ランタイム設定値を構成します。このセクションは、コンピュータ、サイト、アプリケーション、サブディレクトリの各レベルで宣言できます。
<identity> Web アプリケーションのアプリケーション ID を制御します。
<location> 構成設定を適用するリソースを指定します。
<machineKey> フォーム認証 Cookie のデータを暗号化および復号化するために使用するキーを設定します。このセクションでは、ビューステート データおよびフォーム認証チケットに対するメッセージ認証チェックを実行するための検証キーを開発者が設定できます。このセクションは、コンピュータ、サイト、アプリケーションの各レベルで宣言できますが、サブディレクトリ レベルでは宣言できません。
<pages> ページ固有の構成設定を識別します。
<passport> ページで認証が要求される場合に、Microsoft パスポート認証を使用せずにサインインしたユーザーをリダイレクトする先のページを指定します。
<processModel> Microsoft Internet Information Services (IIS) Web サーバー システムでの ASP.NET プロセス モデルの設定値を設定します。
<protocols> クライアント ブラウザから HTTP 要求で送信されたデータを復号化するために ASP.NET が使用できる伝送プロトコルを指定します。
<assemblies> の <remove> アセンブリへの参照を削除します。
<clientTarget> の <remove> 特定の 1 つのユーザー エージェントのエイリアスをユーザー エージェント エイリアスの内部コレクションから削除します。
<httpHandlers> の <remove> 動詞またはパスの HttpHandler クラスへのマップを削除します。
<httpModules> の <remove> HttpModule クラスへの参照を削除します。<remove> の値は、先行する <add> ディレクティブの値と正確に一致する必要があります。
<protocols> の <remove> 1 つのプロトコルを、特定のアプリケーションでサポートされる HTML エンコーディング プロトコルのリストから削除します。
<serviceDescriptionFormatExtensionTypes> の <remove> 構成ファイルのスコープ内から 1 つのサービスの説明形式拡張機能型を削除します。
<result> このセクションの解析結果 (キーと値文字列のペア) を保持する HttpCapabilitiesBase の派生クラス。この文字列は、戻り値の型を作成するために実行時に使用されます。
<securityPolicy> ポリシー ファイルに対する名前付きセキュリティ レベルの有効なマップを定義します。このセクションは、コンピュータ、サイト、アプリケーションの各レベルで宣言できます。
<serviceDescriptionFormatExtensionTypes> 構成ファイルのスコープ内で実行されるサービスの説明形式拡張機能を指定します。
<sessionState> 現在のアプリケーションのいくつかのセッション状態設定値を構成します。
<soapExtensionImporterTypes> 構成ファイルのスコープ内で 1 つの XML Web サービスについてサービスの説明がアクセスされる場合に実行される SOAP 拡張機能を指定します。
<soapExtensionReflectorTypes> 構成ファイルのスコープ内ですべての XML Web サービスについてサービスの説明が生成される場合に実行される SOAP 拡張機能を指定します。
<soapExtensionTypes> 構成ファイルのスコープ内ですべての XML Web サービスと共に実行される SOAP 拡張機能を指定します。
<trace> ASP.NET トレース サービスを設定します。
<trust> 特定のアプリケーションを実行するために使用されるコード アクセス セキュリティ アクセス許可セットを設定します。このセクションは、コンピュータ、サイト、アプリケーションの各レベルで宣言できます。
<trustLevel> 名前付きポリシー ファイルに対する特定のセキュリティ レベルのマップを定義します。
<use> このパーサーに送信される HTTP 要求文字列を指定します。
<user> 構成ファイル内で、ユーザー名およびパスワード資格情報を定義できるようにします。
<webServices> ASP.NET を使用して作成された XML Web サービスの設定値を制御します。
<WsdlHelpGenerator> XML Web サービスの .aspx ヘルプ ページを指定します。

参照

ASP.NET の構成