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解説

新しいウィンドウをオープンし、指定したURLのドキュメントをロードする。URLを指定しなかった場合には空白のドキュメントを表示する。

構文

window = object**.open([URL [,** name [, features [, replace]]]])

パラメータ解説
URL 表示するドキュメントのURLを表す。URLを指定しなかった場合にはabout:blankで新しいウィンドウが表示される。
name オプション。ウィンドウの名前を指定するもので、TARGETまたはFORMAで使われる。
features オプション。ウィンドウの装飾を指定する文字列。以下のものがサポートされている。
構文 解説
fullscreen={ yes | no | 1 | 0 } ブラウザをフルスクリーンで表示するかどうかの指定。デフォルトはnoである。

フルスクリーンモードの使用にあたっては注意点がある。ブラウザのタイトルやメニューを隠してしまうため、ユーザーがウィンドウをクローズできるようにボタンなどを付ける必要がある。ALT+F4でウィンドウをクローズすることもできる。

channelmode={ yes | no | 1 | 0 } ウィンドウをシアターモードで表示し、チャンネルバンドを表示するかどうかを指定する。
toolbar={ yes | no | 1 | 0 } 「戻る」「進む」「中止」などのボタンがあるブラウザのツールバーを表示するかどうかを指定する。
location= { yes | no | 1 | 0 } ブラウザのURLの入力欄を表示するかどうかを指定する。
directories = { yes | no | 1 | 0 } ディレクトリボタンを表示するかどうかを指定する。デフォルトはnoである。
status={ yes | no | 1 | 0 } ウィンドウの下部にステータスバーを表示するかどうかを指定する。デフォルトはyesである。
menubar={ yes | no | 1 | 0} メニューバーを表示するかどうかを指定する。デフォルトはyesである。
scrollbars={ yes | no | 1 | 0} 水平、垂直スクロールバーを表示するかどうかを指定する。デフォルトはyesである。
resizable={ yes | no | 1 | 0} ウィンドウの隅にリサイズハンドルを表示するかどうかを指定する。デフォルトはyesである。
width=number ピクセル単位でウィンドウの幅を設定する。最小値は100である。
height=number ピクセル単位でウィンドウの高さを設定する。最小値は100である。
top=number ピクセル単位で上端の位置を指定する。これはスクリーンの左上隅を基準とした相対座標である。
left=number ピクセル単位で左端の位置を指定する。これはスクリーンの左上隅を基準とした相対座標である。
replace オプション。新しくロードされるページがブラウジング履歴の中で新しいエントリを作成するのか、あるいは現在のエントリを置き換えるのかを論理値で指定する。trueならば、新しいエントリが作成されない。

戻り値

新しいウィンドウのリファレンスを返す。これは新しいウィンドウに対するスクリプトの中で使うことができる。

注意事項

新しいウィンドウの名前は、フォームまたはAエレメントのターゲットとして使用できる。**open()**メソッドのデフォルトは、デフォルトの幅および高さ、標準的なメニューおよびツールバー、Internet Explorerのその他の機能を備えたウィンドウを作成する。これらの機能はfeaturesパラメータで変更できる。このパラメータは1つ以上の機能設定から構成されている。replaceパラメータは新しいウィンドウをブラウザの履歴リストに入れるかどうかを制御できる。

次の例は、新しいウィンドウを作成し、sample.htmをロードする。新しいウィンドウは200×400ピクセルの大きさで、ステータスバー表示、ツールバー非表示、メニューバー非表示、アドレスバー非表示となっている。

window.open("sample.htm",null,
"height=200,width=400,status=yes,toolbar=no,menubar=no,location=no");

適用

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