undefined プロパティ

undefined の初期値を返します。

undefined

解説

undefined プロパティは Global オブジェクトのメンバで、スクリプト エンジンが初期化されたときに使用できるようになります。変数を宣言し、初期化していない場合は、その値は undefined になります。

変数を宣言していない場合、その変数は undefined と比較することはできませんが、その変数の型と文字列 "undefined" とを比較することはできます。

undefined プロパティは、変数に undefined を明示的に設定するときまたはテストするときに便利です。

使用例

var declared;                         // 変数を宣言します。
if (declared == undefined)            // 変数をテストします。
   document.write("宣言時に値は設定されていません。");

if (typeOf(notDeclared) == "undefined")
   document.write("notDeclared は定義されていません。");

必要条件

バージョン 5.5

参照

対象: Global オブジェクト