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MsnNotificationClass.BodyIcon プロパティ

MsnNotificationClass

BodyIcon は、この通知の本文アイコン用 URL を指定する文字列のプロパティです。本文アイコン用 URL は、SiteURL プロパティで指定した URL を基準にして、Microsoft® Windows® Messenger または MSN® Messenger によって生成されるポップアップ メッセージに表示されるロゴ アイコンへのパスを指定します。このプロパティは必須です。

定義

public string BodyIcon [ get, set ]

プロパティの値

文字列。本文アイコン用 URL が含まれます。

解説

次の図は、通知のポップアップ メッセージで本文アイコンが表示される場所を示しています。

このプロパティに指定できる最大許容バイト数は 32 バイトです。このプロパティの長さの制限は、.NET Alerts クライアント ライブラリではなく、.NET Alerts ルーティング エンジンによって強制されます。長さの制限を超えてもクライアント ライブラリは警告やエラーを出しませんが、ルーティング エンジンによって通知が拒否されます。

.NET Alerts ルーティング エンジンによって通知が処理されると、ActionURL、BodyIcon、および SubscribeURL の各プロパティで指定した相対 URL が、SiteURL で指定した基本サイト URL に追加されます。サイト URL と相対 URL は、結合されて正しい形式の URL になるように指定する必要があります。サイト URL の末尾にスラッシュ ("/") を付けるか、相対 URL の先頭にスラッシュを付けますが、両方付ける必要はありません。

このアイコンは、アルファ透明度を持つ 32 × 32 ピクセルの 24 bit ポータブル ネットワーク グラフィックス (PNG) ファイルでなければなりません。現時点では、このアイコンを表示する配信エージェントは、Microsoft Windows Messenger および MSN Messenger のバージョン 4.5 以降に限られます。

このプロパティを指定しない場合は、Microsoft .NET Alerts の既定のロゴ アイコンが表示されます。.NET Alerts Production 環境では、現在商標が付いているアイコンの仕様が必要となります。詳細については、「ロゴ アイコンを作成する」および「設計と UI のガイドライン」の各章を参照してください。

このプロパティは、XML でエンコードされている必要があります。XML エンコードの問題は、通知が米国 MSN® Mobile に登録されたデバイスに配信されない一般的な原因の 1 つです。次の表に、エンコードが必要な文字を示します。

文字 エンコード
< &lt;
> &gt;
& &amp;
" &quot;
' &apos;

.NET Framework クラス ライブラリのメソッド System.Web.HttpUtility.HtmlEncode を使用すると、文字列を XML でエンコードできます。ただし、このメソッドではアポストロフィ (') はエンコードされないので注意が必要です。アポストロフィを使用する場合は、&apos; としてエンコードする必要があります。詳細については、「HtmlEncode メソッド (String) 」を参照してください。

関連項目

C# リファレンスの概要

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