Microsoft Data Access Componentsとは?

Microsoft Corporation

1997年10月

Microsoft(R) Data Access Components(MDAC)は、企業内に点在するあらゆる種類のデータに対する、使いやすく高性能なアクセスを提供します。クライアント/サーバー ソリューションやインターネット/イントラネット ベースのデータ中心型のソリューションを開発する人は、MDACを使用して、リレーショナル、非リレーショナルとを問わず、多様なソースからの情報を簡単に統合できます。Microsoft Data Access Componentsは、最新のActiveX(R) Data Objects(ADO)、OLE DB、およびOpen Database Connectivity(ODBC)で構成されています。これらは、まとめてリリース、文書化、サポートされています。

Microsoft Data Access Components(MDAC)1.5は、Microsoftのデータ アクセス テクノロジの最新リリースです。MDAC 1.5は、クライアント/サーバー ソリューションとWebベースのデータ中心型のソリューションを開発する開発者向けです。MDAC 1.5には、同時にリリースされるようになったActiveX Data Objects(ADO)1.5、OLE DB 1.5、およびOpen Database Connectivity(ODBC)3.5が含まれています。

MDAC 1.5の主設計目標は以下の通りです。

  1. Internet Explorer 4.0との統合。MDAC 1.5は、IE4におけるDB Webページの作成に使用されたデータ バインディング技術を提供します。

  2. Visual Basic(R)とInternet Information Server 4.0 Active Server Page開発者のために強化されたADO。これらには、ネットワークとサーバーのトラフィックを軽減するためにデータをオフラインで処理できるようにした、より強力なクライアント カーソル エンジン、クライアントのレスポンスを高速化するための非同期データ取り出し機能、リモート クライアント上のデータを更新するための拡張機能が含まれています。

  3. リモート処理機能の統合(ADO 1.5とActive Data Connectorの併合)。

MDAC 1.5はインターネットを通じて無料で入手できます。MDACは、Windows 95、Windows NT 4.0上で動作するMicrosoftのあらゆるツール、アプリケーション、およびインターネット製品で使用できるようサポートされています。

Microsoft Data Access Components 1.5には、次のものが含まれています。

ActiveX Data Objects(ADO)1.5
ActiveX Data Objects(ADO)を使うことで、OLE DB プロバイダを通じてデータベース サーバーのデータにアクセスしたり操作したりするアプリケーションを記述できます。ADOには、使いやすい、処理が高速、メモリのオーバーヘッドが少ない、ディスク占有量が少ないといった利点があります。ADOは、クライアント/サーバー アプリケーションやWebベースのアプリケーションを作成するための主要な機能をサポートします。

Remote Data Service 1.5(RDS/ADC)
Remote Data Serviceは高性能Webベース テクノロジです。インターネット アプリケーションやイントラネット アプリケーションに対して、データベース接続や企業データ公開をプラグ アンド プレイ感覚で実現できる機能をもたらします。Remote Data Serviceを利用して、ODBC準拠データベース管理システム(DBMS)のデータのアクセスや更新ができる、インテリジェントなWebアプリケーションを構築できます。そして、ビジュアル コントロール、HTML、Microsoft Visual Basic Scripting Edition(VBScript)など、慣れ親しんでいる技術を使ってRemote Data Serviceを実装できるので、Remote Data Serviceは既存のVisual Basicアプリケーションとシームレスに統合でき、アプリケーションをWebへと移行できます。

ODBCドライバとコンポーネント

SQL Server
Microsoft SQL Server ODBC Driverは、Unicodeをサポートするようになりました。

Oracle
これには、Microsoft Oracle ODBC Driver 2.0のインストールが含まれます。Microsoft(R) ODBC Driver for Oracleにより、ODBC対応アプリケーションをOracle データベースに接続できます。このバージョンでは、性能が向上したほか、PL/SQLパッケージへのアクセス、XA/DTCとの統合、Internet Information Server(IIS)内からOracleに対するアクセスなどの制御機能も追加されました。ODBCドライバはお使いのプラットフォームのODBC Programmer's Reference(Version 2.0)に定義されているOpen Database Connectivity(ODBC)仕様に準拠しています。

ODBC 1.5用OLE DBプロバイダ
これはOLE DBとODBC間のブリッジを提供します。また、OLE DB経由でODBCドライバに対する高性能なアクセスを提供します。

ODBC 3.5
ODBCインターフェイスとコネクション プーリングにおいてUnicodeをサポートします。

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